ユーモアに殉じた「リベラリスト」:山田芳裕『へうげもの』 - 高井浩章 - 新潮社フォーサイト
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注目のコメント
へうげもの読んでみようかな。やはり何かに軸を持ち、そこから潮流を生むながれが自然。クリエイティブとプロダクティブこれも意識してモノづくりしていきたい。
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《記事抜粋》
・本能寺の変だ。この反乱の発案者が千利休で、明智光秀は共謀者だったはずの秀吉に裏切られ、天下掌握の捨て石にされたという異説
・利休の「わび・さび」とは違った、己の進むべき道としての「ひょうげ」を見出す
・様式美と生真面目さを尊ぶお行儀の良い「甲」ではなく、どこか抜けたところを残した「乙」を良しとする
・器づくりや建築・作庭においてはブレることのない独自の世界を築き
・円熟した、茶の湯にとどまらない「織部好み」と呼ばれるユーモアを尊ぶ潮流
・古田織部が命がけで守ろうとするのは、公家だろうが武士だろうが庶民だろうが、それぞれが「一笑」を持てる時代、「面白き世」