市場に傷つき、市場に癒される――現代の生きづらさについて
文春オンライン
156Picks
コメント
注目のコメント
〝今、私たちは難しい時代を生きている。一方で、私たちは自由になることを求める。市場で流動化しうる人間になることで、癒されたいと願う。
だけど、自由になればなるほど親密な関係は難しくなる。そのとき、人は孤独になる。寂しくなる。安心を失う。私たちはそのとき、不自由を必要とする。だから、現代とは、人々が自由を求めながらも、同時に不自由を求めている難しい時代なのだ。″
とても納得しました。
孤独な気持ちが増える中で、家族の大切さが高まり、ファミリーファーストな時代に向かうでしょう。
今の20代の結婚願望が強いのも、その影響なのかもしれないですね。組織に飼いならされて絶望している人が、起業とか副業・複業に憧れるというのはよくあること。
でも、そうはいっても現実はそう甘くない。今うまくいっていないことは、また繰り返されてしまう。今うまくいっていないことは、自分がつくりだしていることも多いのだ。
そう意味で、市場にアクセスできたとしても癒される可能性は低い。今、癒されていな人は、いつまでたっても癒されることはないのだ。