ローソン「悪魔のおにぎり」1000万個超え 王者ツナマヨ抜き
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ネーミングや売り方はひとまず置いとくとして、商品の強みの観点から勝手に仮説立てしてみる。そもそも美味しくないと売れないですし。
今回のおにぎりは、実際に食べましたが普通の混ぜご飯おにぎりです。
ただ何故これが売れているのかと言うと日本人にフィットした「ノスタルジー旨味」が表現できてるからだ思います。
王者ツナマヨはマヨネーズ由来の「酢」という食欲増進要素と「ツナ」という旨味成分(イノシン酸、というらしい)のダブルコンボが万人ウケして長らく王者の座を陣取っていたと勝手に推測。
それに対して悪魔のおにぎりの武器は「しろ出汁」。出汁はそもそも旨味成分(グルタミン酸)ですし、日本人は昔からその旨味成分に慣れ親しんでるが故に脳内に旨味快楽がインプットされてます。だから単純な混ぜご飯おにぎりだとしても食欲をそそられ繰り返し食べたくなるのかと。
そこに青のり天かすという縁日的な「ノスタルジー」が掛け合わされ、他のおにぎりにはない「あれ…なんだか優しい…懐かしい…もう一口…」的な「ノスタルジー旨味」が実現され多くの日本人に響いたのでは。
ただ、個人的には食欲を増進させる「酢飯」と「マヨネーズ」旨味の「ツナ」のトリプルコンボの「ツナマヨ巻き」がコンビニでは王者です。
注目のコメント
人の脳には快楽を求めるプログラムが組み込まれている。
スリルを求め、美食を楽しみ、恋愛にドキドキしたくなるプログラムだ。
だが、現代日本ではスリルを体験(コト消費)することは難しくなっている。
だからホラー映画・ジェットコースター・小説やマンガで疑似体験を求める。(代償行為)
「激辛チキン」「暴君ハバネロ」と同様に「悪魔のおにぎり」が売れるのも、そうした深層心理が働いているに違いない。笑需要が一巡してからが勝負ですね。
ネーミングとパッケージである程度爆発力はコンビニなら得られるくらいの店舗数がありますから。
王者セブンの下手くそなところは対外的なマーケティング
原材料や中身の量は他社と比較しても圧倒的
王道を攻めるが故にインパクトはないのでエンドユーザーの美味しい、何かが違うに訴えかけるしかない。