進撃のコンサル、広告呑む 世界トップ10に3社
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広告代理店事業は一般的に規模の経済が働くので、営業マンは会社が大きくなればなるほど、単価が高くて効率的に売れる商品を売りたがる。営業マンの自分の評価や会社の生産性を考えれば当然だ。
したがってテクノロジーやデバイスの変化によって、新しい広告メディアやマーケティング手法が出てきて、かつそこ広告主のニーズがあったとしても、提案が面倒だったり、単価の低いうちはなかなか売りたがらない。
最近、「今更ながらインターネット広告代理事業に参入するのってありだよね」と大手ネット企業のCEOに言われたが、足元の生産性は考えず、中長期で伸びそうな新しいインターネット広告の分野に新規事業として参入するのは確かにアリだと思った。
前職では、新しいインターネット広告分野が出てくると、例えばアドテクとか、スマホとか、動画など、いち早くその分野に特化した子会社を設立し、それだけを集中して売るという環境を構築することで、上記の営業マンが短期的に成果の出る既存商品しか売りたがらない課題を解決し、成果を上げ続けている。
テクノロジーによって既存の業界の定義が崩れ、垣根がどんどんなくなる中、広告業界へのベンチャーや異業種からの参入にますます注目していきたいと思う記事でした。昔WPP のCEOが「おれたちはCMOじゃなくてCIOに会えるようになりたい」と言っていたのは印象的だった。
https://newspicks.com/news/1393179/デジタル化が進んで媒体が誰でも仕入れられるようになった背景も大きいですよね。また、これまで広告代理店の仕組みとしてマスメディアの仕入れ力は重要だったところから、今はネットによってターゲティングメディアの多角化でマス一本で提案が難しくなり複雑化したことも、コンサル参入の追い風になっていますよね。