エリクソン、ソフトバンク携帯障害を謝罪=原因特定、英でも接続不調
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エリクソン・ジャパンにもプレスリリース出ていますね。
『ソフトバンクの障害情報に関するお知らせ -』
https://www.ericsson.com/jp/ja/press-releases/2/2018/12/1
本文より引用
“早期の段階での根本原因の解析結果では、今回影響を受けたソフトウェア証明書のバージョンの齟齬が示されています。完全かつ総合的な根本原因の解析は依然進行中となっており、現在は直近の問題解決に集中して対応しています。”この通信障害で思ったことを書く。
①ソフトバンクの日本に与える影響。6時間強、日本の1企業のソフトバンクのキャリアが停止しただけでこのパニックは恐怖を覚える。日本人がどれだけソフトバンクに依存しているのかがよくわかる出来事になった。
②ソフトバンクIPO直前の最悪のタイミングの裏側。よりによってなぜこのタイミングにこのような出来事が起こってしまったのか。何か裏の大きな力が働いたとしか考えられない。今後の動きには要注目。
そして、復旧直後の「ファミチキ無料配布」。詫び石ならぬ、「詫びチキ」には思わずくすっと。笑色々な記事から推測しますと
複数の電波でのLDAP認証かなにかに対応したソフト入りのエリクソン製の4G用のコアノードの一つ、MMEにおいて12/6の特定の時間13時くらいになると突然ソフトが壊れ停止するようですね。
MMEはMobility Management Entityの略で、4Gのバックボーンの「ネットワーク自体」をよしなに制御してるので、それが死んだらもう動物でいう神経伝達物質が消えたようなものです。
http://www.atmarkit.co.jp/ait/spv/1001/13/news105.html
電話番号データをもっている「HSS」という機器は生きてたため、電番の認証だけは出来るからたまに電波は立ったりする。しかし通信しようとすると通信ネットワークは制御信号を失ってるのでパケットが流れず。
加えて、LTEはVoLTE(Voice Over LTE)という「音声をパケットの形で通信」してるので、パケットが流れない=4G(LTE)での電話も使えなくなった。と。
障害中に試しにiphoneの設定で4Gをオフ(3Gのみ)にしたら電話もネットも出来たので、やはり4Gのコアネットワークだけ死んでた模様です。
エリクソンのコアネットワークはこういう時限爆弾系の障害たまに踏みますね。10年前くらいに3Gのプリペイドのノードで似たような障害見た記憶があります。
それにしても、12/6 13時に爆発するバグであるがゆえ、
日付変更線が一番近い日本が最初に死亡して、
次にホーチミン、最後にイギリス、と
地球が回るとチュドーンチュドーン。ですよ。
障害対応が地球の自転と追いかけっこ。という
非常に珍しいパターンです。
ところでスウェーデンのエリクソン。
損害賠償とか絶対払えないレベルだと思うのですが
保険で何とかなるのでしょうかねぇ。
そして、
では4Gコアネットワーク機器の代替品を調達しようとすると、その候補はおそらくHuaweiかZTE。。。という。
トランプさんの顔がよぎります。