【解説】米中貿易戦争、「休戦」とは程遠い現実
NewsPicks編集部
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ファーフェイの孟氏の緊急逮捕、スタンフォード大学の張首晟教授を自殺まで追い込み、中米貿易戦争ではアメリカは手段を選ばず、やれることをなんでもやるという北朝鮮方式(ならず者国家)を取っている。
看過できないと多くのちゅごく人は思っている。トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は今月の1日、両国が持続的な合意で交渉を行う中で、新たな関税を一時的に見送ることを約束し、貿易戦争を激化させないことで合意しました。
両首脳はアルゼンチンでの20カ国・地域(G20)首脳会合後の夕食会で合意に達し、中国国営の中国環球電視網(CGTN)によると、両首脳の合意の一環として来年1月1日以降に追加関税は課されないそうです。
一旦は大きな衝突なく落とし所を見つけた、といったところでしょうか。
米中の貿易摩擦は、お互いの幅広い輸入品に関税をかけ合う制裁措置の応酬に発展してきました。
アメリカ側は、来年1月に関税をさらに引き上げて、中国に、一段と厳しい制裁をかけることを視野に入れつつ、今回の会談で、貿易赤字や知的財産権の侵害の問題で中国側の譲歩を引き出すことを望んでいるように見えました。
一方で中国側は、貿易赤字の問題ではできるかぎり歩み寄る姿勢ですが、知的財産権などみずからの経済発展に影響が及ぶ分野では、すぐに大幅な譲歩はできない状況だったように思います。
この記事でも言及されているように、実際具体的な合意はまだ無いそうで、相場に現れていたリスクオフの流れも沈静化したようには見えません。