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国内外問わず各金融機関供に収益の多様/分散化を図ろうとしてるのですが、私見では金融ビジネス内での取り組みは限界あると考えてます(以前は国内ダメでも海外は好いとか株がダメなら債券で等あったが現在はグローバル/ICT化が進み難しくなってる)。
当社は自身で銀行やカード持ったりする金融コングロマリット化は一切せず、MUFG入りし金融分野はMUFG内資源を活用する事にし、ICT分野に注力/投資し続け創業来の自前システムをMUFG内外に提供出来るように成りつつあります。
本邦初となるAPI事業も2012年から実装しており、最近勃興してきてるスマホ証券や地銀系証券子会社の様に、わざわざ高額でレガシーな大手系証券会社のシステム基盤に頼らずともクラウド的に証券ビジネスを手軽に始められ「貯蓄から資産形成へ」の一助となるソリューションも提供してます。
IT業界から金融業界への切り込みFintechがもてはやされていますが、金融界からIT業界へ切り込んで行くFintechもアリではないかと自負しています。
本記事で取り上げられているカブドットコム証券の取組みも包含する私なりの業界観察について、年明けに某金融専門誌に「オフライン化するオンライン証券」というコラム記事を寄稿させて頂きます。
即ち、オンライン証券の強みとは何かを考えた場合、多くの方が「オンライン販売チャネル」という捉え方をされると思いますが、「各チャネルに最適化可能な証券バックシステム及び取扱い商品数」であるというのが私の考えです。
同社・齋藤社長もコメントされていますが、新興FinTech会社の多くは顧客接点での付加価値提供を競争領域と設定しており、そうであるならば裏側のシステムは「重い」システム基盤を使用するのではなく、各社戦略に最適化し易い柔軟な「軽い」ものを使用すべきです。
また、商品調達レイヤーについても、現在は各証券会社毎に運用会社からの提案を受けて仕入れ商品を時間・コストをかけて選定していますが、基本的に殆ど全ての商品を揃えているオンライン証券バックシステムを利用することにより、「仕入れ」ではなく「提案」に注力するように戦略最適化すべきと考えます。
これから先のオンライン証券は「ネットチャネルにも強い証券会社」として、各金融サービスチャネルにBaaS(Brokerage as a Service)を提供することで勝負をしていくことになると予想しています。
簡単に儲けようと思ったら、脇役に徹する。

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金で儲けようと思ったら、金の採掘ではなく、金の運び出しや、シャベルの販売で儲ける。

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業績

日本最大の総合金融グループ。銀行、信託、証券、カード、リースなど幅広い事業領域を担う。2022年に米地銀を売却、東南アジアに注力。
時価総額
18.9 兆円

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