「体験をデザインする」ラグジュアリーな会員制旅行クラブ
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『付加価値のポジショニング』
情報が溢れている現代では付加価値の捉え方が非常に重要だ。
特に大切なことは顧客体験。
なぜなら、感動とは感情の振れ幅の大きさによって生まれるからだ。
では、どのように感動レベルの顧客体験をプロデュースすべきなのだろうか。
本記事では、そのポイントが盛り込まれている。
私が考えるポイントは3つ
①顧客の質を最大限良質化する
→良質な空間、体験には良質なコミュニティが必要
②オンリーワンの企画をゼロからつくる
→予定調和のツアーではなくサプライズをつくる
③業界の当たり前を全否定
→仮説を練り込み、業界の構造を変えるチャレンジをする
上記のようにやっていることはシンプルだが、
レッドオーシャンから抜け出せない企業は、相反することをしてないだろうか?
顧客に媚び、企画を模倣し、業界の通例を脱しない。
これらは多くのレッドオーシャンメンバーが行なっていることだが、そこにチャンスがあると考える。
勇気を持ってブルーオーシャンをつくりだそう。
注目のコメント
「体験のデザイン」とあるが、何でもかんでもデザインすれば良いというものではない。
アンコールワットに行って「あぁこんなもんか」と思ったり、ブリュッセルの小便小僧を見て「小っさ!」と思うことも、学びとしては大切だ。
私自身ヴェネツィアに行った時、有名な教会にはそこまで感動しなかったものの、ふと目にした普通の教会のステンドグラスがやけに美しく、30分以上そこで立ち尽くした思い出がある。
約束された感動は、偶然の感動には勝てない。
…というのは半分本気、半分嫉妬です。笑
確かにツアーに関しては料金と満足度が比例していないという場合も多そうですよね。
「しっかりお金を払うから満足のいく旅行体験を味わいたい」というニーズがあるのはわかります。広いネットワークと大量の情報が前提の現代において、狭いコミュニティと深い体験がより高い価値を持つようになっていく。そう思っています。
プライアーの会員制旅行、ノマド風クラブハウス、コンセプトとして面白い。「文化的な好奇心の面でプライアーと相性がいいと判断」というのが、何をもっての事前審査なのか気になりますねラグジュアリーが体験の限定性によって形成される、というのは普遍的に今後のビジネスの潮流として言えそうです。
旅行業界ではプランニングのデザインをいかにしていくかという話になるし、料理などでもその物語性のデザインなどは注目されています。
もうソーシャルの中で旅行で得られるであろう感動は視聴覚的に共有され尽くされている中で、いかに場所の本質を引き出していくのか、という勝負になってきそうです。