レンズを16個も搭載、Light(ライト)がカメラ・メーカーを目指さない理由
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銀塩カメラの頃の考え方を捨てなければいけない時期にきているような気がします。銀塩写真では光が化学反応によってフィルム上に濃淡の差となって定着します。これがデジタル化されイメージセンサになってからも同じ考え方で写真を撮ってきましたが、pixelなどのAIサポートのカメラによって、光による一次画像(イメージセンサーからの出力)は(人間の視覚による画像とは異なる)単なるデータでしかなく、それを処理して人間の感覚に近い、あるいはそれを超える画像を再生するようになりました。
これは、人間の頭の中で行われている処理に近く、「レンズの設計でより分解能をあげる」というような今までの方法論とは全く別方向の進化だとおもいます。本当に実用化できるのか、興味あります。同じ内容が今から3年前の2015年のEngadgetにあります。その後、Google ベンチャーズの支援も得ていた訳ですが、まだ実用化できていません。私自身は、この複眼カメラは、Engadgetの記事のもっと前から知っていましたが、私の中では、永遠の中期という感じなんですよね。複眼化のメリットに関しては、以前私も書いたので、そこを見て欲しいです。先日、ビジョンファンドからも出資を得たので、その状況が変わるのか、注目したいと思います。
https://japanese.engadget.com/2015/10/12/16-light-l16-52mp/
https://newspicks.com/news/3474068?ref=user_1650115ソフトバンクが出資して話題になりましたね。
これで単眼よりも距離制度が出せるようになれば、LIDARとの勝負になってくるかも知れません。
多眼レンズカメラは面白い技術ですが、私の思う課題はキャリブレーション。これだけ沢山のレンズを配置すると、ちょっとした温度変化などでかなりぐちゃぐちゃにズレそう。全部処理側で補正できちゃうのかな。
一見ランダムに見える配置にも、その辺りの秘密があるのかもしれません。