まるでSF? 超高精度GPSが変える未来
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「みちびき」の超高精度な測位技術(緯度・経度・高さ・時間の4要素)を活用して、わずか数cm四方を特定する「時空間にIDを付与する技術」を使って「その空間に存在するモノや事象にお財布の概念を持たせ」て「そこに権利を紐づけて」て、ブロックチェーンやスマートコントラクトによって、自動的な相互取引(ペイレス決済)が可能になる未来が来るよ!という、半ばSFみたいな話をしてきました!
そのような技術が具現化するためには、現状どんな問題や課題があって、どうやったら解決できるのか?など、実は、既に検討が進んでいる具体的な産業応用例などを挙げて、わかりやすく解説しました(できたかな?(笑))
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(補足①)
放送では「測位衛星」という言い方と「GPS」という言い方をキチンと意識して変えておりましたが、記事のタイトルが「GPS」となっています。これは記事を書いたライターさんに「違うものなんですよ」と、一応指摘はさせていただきましたが「QZSS」と言っても一般には伝わらないので、これはこれで仕方がないかなと思っています。
(補足②)
測位精度をブロックチェーンで保証すると捉えた方がいらっしゃったようですが「ブロックチェーンで活用しようとも、電子署名がないと連携が難しい」というのが本旨です。放送中にはその辺が抜け落ちてしまったので、それが伝わるよう一部修正していただきました。GPSと分散型の技術に関しては、記事にも書いたのですがスプーフィングのような、すでにペインがあり安全上解決すべき課題の方が実用化という側面では早いのではないかと思います。
この辺り可能性は無限にあるので、色々実験していきたいですね。
衛星通信産業に置ける分散型技術の導入の必要性は?
https://note.mu/marketingoversea/n/n3a0759cdcb23
GPSハッキング:GPSのセキュリティ
https://www.enri.go.jp/~sakai/pub/seccon_gps_hacking_sakai.ppt座標というデータとブロックチェーンの親和性は極めて高いです。
以前、世界中のあらゆる地を1平方メートル四方に分割し、それを英単語3つで座標系としてプロットする、というサービスが数千億円規模での資金調達を行なっていましたが、それに近いものを感じさせます。
このようなGPSを絡めたデータ化は測位精度と信号にどのように電子署名をつけるか、という2点が重要になってきますが、まだまだ測位情報に関しては一般的なサービスでは十分なものではありません(カーナビなどが代表的な事例だと思います)
そんな中で、その精度が向上するだけでも非常に大きなビジネスチャンスが生まれると言えるのではないでしょうか。