フォントが大好物な人は要チェック!2018年下半期、日本語の新作フリーフォントのまとめ
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注目のコメント
いま、フォントの生成は人工知能分野でも流行しているテーマの一つ。
いくつかの文字について対応表をつくると、それ以外の文字についても自動的に近い雰囲気のフォントを生成してくれたり。百聞は一見にしかずなので、詳細は下記のリンクから[pdf]をクリックしてご確認を。
http://openaccess.thecvf.com/content_cvpr_2018/html/Zhang_Separating_Style_and_CVPR_2018_paper.html
http://openaccess.thecvf.com/content_cvpr_2018/html/Azadi_Multi-Content_GAN_for_CVPR_2018_paper.html全児童フォントは、うーんなかなか利用局面が制限されそうですね。そして、無料版の漢字数で笑ってしまいました。しかし、教育指導要領の漢字配当表は1,006字から増える予定なので、その部分も欲しいなと思いました。
それにしても源ノ明朝から派生したフォントが、こんなにたくさんあるのですね。
フォントを開発している方々ともお話しをするのですが、やはり人工知能を使った開発を試みているという話はでます。CJKの世界では、文字数が多くフォント開発のコストがかさむことから、多くの書体をリリースできない問題がありました。こういう記事をみると、いろいろあるじゃんという話になるかもしれませんが..
山崎先生のコメントにもありますが、進歩も早くいろいろなアイデアが実現されています。
個人的には、確かに、いくつかの文字やストロークから自動で文字を生成することは良いのですが、フォントは単なる文字の絵の集合ではなく、文章を作成するものであるため、実際の活用を想定し、組版を考慮した調整作業などが逆に大変になる可能性もあるのではないかと感じるとところです。
とはいえ、カプセルネットワークなどの話も聞くので、文字の位置関係を考慮し、組版を自動的に再現して、細部を調整する技術も考案されるかもしれませんね。技術的にも目が離せない分野だと本当に思うところです。