【保存版】TSUTAYAを生んだ企画の王様。「増田宗昭」の仕事術
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特集取材を通して、CCCは「小売業のコンサルティング会社」だということが、おぼろげながら見えてきました。
その中で疑問だったのが、大小さまさまな小売企業を支援をするCCCの「企画アイディア」はどこから生まれているのかということ。本日は、そんな疑問を増田社長が社内向け執筆している「増田のブログ」から紐解きます。
個人的に面白かったのが、「会社の大きさ」に関する項目。「大きくなるとできることは増えるが、その過程で理念を忘れ、いつしか成長が目的になってしまう」という話は、個人としても注意すべきだと感じました。
本日までCCC特集にお付き合い頂き、ありがとうございました。読者の皆様、そして、必ずしもポジティブではない内容にも関わらず、取材を正面から受けていただいたCCCの皆様にも感謝申し上げます。企画の本質は、顧客価値と、収益性と、社員の成長と、社会貢献の4つの要素をマッチさせること。
お客さんが満足することと収益性とは、一見、反比例するようだが、そんなことはない。おいしいラーメンを作れれば、そのラーメン屋さんには、行列ができる。
お客さんは、少し待たされるけど、おいしいラーメンを食べられ(顧客満足)、行列するお客さんに、ラーメンを提供し続ければ、結果としてお金が残る。利益の源泉が「お客さんにある」というのはこういうことだと思う。
行列に並ぶお客さんに、ラーメンをいかに早く出すか、というテーマをこなした社員は成長する。暇なラーメン屋さんの社員は仕事もなく、成長の機会を逸する。
だから企画の真髄は、お客さんに喜んでもらえることをつくること(企画すること)。
利益の源泉がどこにあるのか、というのは会社を経営する中でも常に考えさせられます。
ユーザーを集客してサービスを提供するモデルが増えてくる中で、利益の源泉がユーザー自体にある、ということを認識する必要性がより増してきたように日々感じています。【勉強になるからメモ】
・直感力を大切に:データだけでは分からないものがある
・自分を信じすぎるな:アウトプットをすぐして、アドバイスをいただく
・企画の真髄:顧客価値、収益性、社員の成長、社会貢献
・できることは今すぐに:イベント終わったあとすぐに、来年の企画を作る
・ビジネスの原則:仕事を楽しまないといけないし、自分たちの規模だからこそできることをやる
・整理整頓はトップの仕事:仕事のしやすい環境を作ることが大事
・創業30年を振り返って:会いたい人に会えた。それは寂しいこと。つまり、そこからまた新たな夢のデザインが必要。