ゴーン元会長逮捕で問われる「経営者の賞味期限」
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タイミングは人それぞれ。トップが強固であることは成長スピードに通ずる部分もあるように思い、一概に何年とは括れないかな。
そういう意味で社風というか環境はどのポジションになっても大事なんだなと思う。
多くの場合、自分の引き際や独裁性に気付かないことが多いのだろうから、誰かに言ってもらうのがいいのでしょうし。言える環境作り(自分の雰囲気作り含め)って大事。
注目のコメント
経営者の「賞味期限」の要素は何かも考えてみたい記事。
意思決定のためのスキル、意思決定を執行するリーダーシップや自信・場数・信頼、体力、そして内省力あたりだと個人的には思う。
経営者の任期として、個人的には10年前後が一つの目安だと思っている。景気サイクルが一サイクル循環し、また環境変化もある場合には大きな改造を一定やり遂げる時間がある。
10年を目安とすると、ある程度若い時に就任する必要があるし、就任する前に子会社や外部でのトップとして意思決定や再建・成長の実経験があると良く、そうすると30代後半くらいにはそこが見えるほうがいい。
一方で早くにトップとして腕を振るっていれば、スキルやリーダーシップはついても、内省力という点で裸の王様になりがちだとも思う。実績を出していれば、なおのこと、モノ申せない。
体力と内省力の賞味期限が一般的に10年くらい(子会社のトップなど含めて15-20年くらい)なのが現実なのではないかと思う。
そしてそこを超えて、さらには成長をし続ける経営者は稀。稀だからこそ、名経営者と言われる。
経営者の任期については、神戸大学三品教授の「戦略不全の因果」がオススメ。
そこにある「マンデイト」(使命感)という概念も至極納得するもので、内省し成長したり、厳しい意思決定をして事業を変えていくには、使命感が必要という理解。
http://amzn.to/2wI69oJ権力が集中すると腐敗します。ただ、腐敗速度は、その人の私利私欲度によって違うと思います。優秀な経営者の必要条件は、私利私欲のないことです。
一般的に経営者の賞味期限が10年というのは、私も感じます。
→Katoさんの考えに同意
それでも10年以上やっていても陳腐化しない経営者もたくさんいます。陳腐化しない経営者には、2パターンあると思います。
他の経営幹部がしっかりしているか、経営者が経営幹部をしっかりコントロール出来ているか。
前者は、後継者も育っていますが、後者は後継者の育成が課題になってしまうリスクがあります。
経営者の最重要ミッションは後継者を育てることと言われますが、この点ではゴーン氏は良い経営者かそうでなかったかは、歴史が決めることになるのかと。