経営幹部 鼎談「スタートアップは受託をやるべきか?」
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【聞きました】
スタートアップの資金繰りの記事を考えたとき、玉木さん以外に思い浮かばなかったので、SmartHRの玉木さんにお願いしました!
さらに悩みどころ「受託」ということで、クラウドファクタリングOLTAの武田さん。
そして、同じ大学出身かつfreeeの金融事業をリードする武地と、奇跡(?)の布陣で作りました。
スタートアップといえば資金調達に注目が当たりがちですが、調達だけじゃなくて資金繰りまでカバーした記事になってます。
URLの都合でNewsPicksのコメントページが2つに分かれています。こちらには堀江さんや、生駒さんのコメントもありますので、ご興味のある方はどうぞ!
https://m.newspicks.com/news/3496737
注目のコメント
うちも軌道に乗るまで受託で食いつないだクチです。
デット枠を使い切って、プロダクトマーケットフィット前でエクイティ調達が難しいとなると、倒産するか受託やるかくらいしかそもそも選択肢がないと思います。
経営コンサル出身で優秀な人が多いように、受託でも本気でコミットしたら大いに学びながら稼ぐということができます。うちは本当に良いプロジェクトに恵まれました。
気をつけないといけないのは、受託も本気でやって自社サービスも本気でやってという状況が続くととにかく消耗するし、何より経営陣を除くメンバーがいつまでもついてきてはくれるわけではないということです。
- 自社サービスで結果を出す
- 収益を上げてメンバーに給与として還元する
というステップを1-2年くらいのタームで着実にクリアしていかないと現実問題としてチームが続きません。
周りの同級生がどんどんリッチになっていく中で、いつまでも給与水準が変わらないとどうしたって金銭的な期待値を顧みる日が来ます。
そういった意味で受託による資金調達をするのであれば、タイムラインを強く意識する必要もあると思います。成功確率が見えないなら
受諾は始めは、やりながら自社サービスに全てお金ぶっこんで
自社サービスの損益分岐点が超えてしばらくしてから
受諾を少しづつ縮小するのがよいと思う。
ちょうど最近新規事業の提案用に過去の資料をまとめていたところ、自社サービスの企画から運用して損益分岐点を超えたのが
一年半。それまで自社サービスに投下した総販管費が2700万
総利益は−700万、受諾を開始し新規受付をやめれたのが
3年半はかかった。
受諾で毎月安定して200〜300万の粗利があったので
忙しかったけど、最悪なことがあってもなんとかなる
心の余裕はあった。
たまたま、これは損益分岐点を超えるのがはやかったけど、
本来なら新規事業成功確率は10%〜30%で見積もるのが妥当なので、総販管費の3倍から5倍はかかるので、7000万か1億3000万は自社サービスを当てるための予算を見積もるのが
スタートアップやwebサービスを立ち上げるのに妥当なラインなのかもしれない。