なぜ今、「紙の雑誌」で勝負するのか
NewsPicks編集部
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注目のコメント
イノベーターズ・トークは批評家の宇野常寛さんが登場!
「遅いインターネット計画」を掲げる宇野さん、その狙いは一体どこにあるのでしょうか?
個人的なエピソードになりますが、以前宇野さんに「ジャーナリズムとは?」という問いを投げかけた時の答えが印象的です。
「社会に問いを設定すること」
間髪入れず答えた姿に、批評家としての矜持を感じました。
宇野さんの「魂の叫び」を1週間お楽しみください!本や雑誌に携わって、紙の力を痛感しています。ただ、紙だけではインパクトが弱いのも事実。リアルとネットの双方に基盤を持ち、縦横無尽につなげたメディアこそが次の時代を創っていくはずです。
webメディアの編集部よりも紙メディアの編集部の方が圧倒的に優秀、というのはよく言われる話で、まさにNewsPicksの立ち上げ時のリクルーティングの哲学にもそれは現れていました。
"じゃあネットメディアは良質なのかというと、そんなことはない。
時代の空気を振りかけてまぶすだけで精一杯で、タクシーから見える町の風景のように、ただ車窓を流れていくような、翌日には完全に忘れてしまうような記事しか提供できない。"
メディア事業をやっている身として各媒体を研究して思うことは、やはり1文字1記事にかける命の削り方、の様な漠然とした熱に大きな差異があるといった感覚です。(これはそもそも効果測定の仕方などが構造的に違うことにも原因しています)