『エヴァンゲリオン』Netflixで来年春に全世界独占配信
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Amazon Primeでまどマギも観られるのでぜひ。クロノロジー(時系列)でメタフィクションを作り切ったここ10年程度でも断トツの作品。まどかを主人公として設定してきた視聴者の主観性を足場たる舞台装置ごと転倒させる手法は戦後の哲学的潮流(大袈裟に言えば脱構築)を踏まえて相当意識された設計。劇場版も明らかにその延長線上で制作されています。
総論として言えば、誰かを「主人公」に設定したり、何かを「ハッピーエンド」と解釈するにも、そういった文脈や意味合いを付与する視聴者たる自身がいるわけで、その視座を暴露するみたいな作品が近年増えている印象はあります。
エヴァの最終回は、個の超越と全への融和、有り体に言えばポストモダン(或いはその半歩先)みたいなものを強く打ち出しています。あとは「歓待」という、今日日においても重要な存在論的肯定への示唆も。日本のアニメは相当哲学性があると思ってます(ジブリは本当にとんでもない)。日本人はもう散々見てきたんでしょうから、海外向けということでしょうね。
先に「オネアミスの翼」を見せてからのほうが入りやすいのでは?
「何も知らない少年がいきなり巨大ロボットに乗せられて」というフォーマットは、「マジンガーZ」や「機動戦士ガンダム」見てないと違和感あると思いますよ。庵野監督自身、「ロボットアニメの第一話はガンダムを超えられない、ガンダムの第一話は完璧だから」てどこかで書いてましたし。