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「iPS細胞」過剰な期待を煽る報道を“やめるべき”事情 「実用化」の研究は、まだ始まったばかり - 鳥集 徹 - 文春オンライン

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    再生医療・幹細胞生物学研究者

    タイトルにある主張は、多くの部分で同意します。せっかく冒頭で所属する金子研究室の「キラーT細胞」を紹介していただいているので、事実として読者に誤解がないように補足し、コメントさせて頂きます。

    "少なくともこうした研究を報じる際には、実用化されるまでにどんな段階を経て、どれくらいの時間がかかりそうなのか、記事に書き添えるべきでしょう。”

    この点同意致します。

    タイトルに有る通り「過剰な期待を煽る」報道を“やめるべき”であって、個人的にはタイトルや要約を意図的に期待させたり、誤解させたりするよう記述するプロ意識の低さが問題であると考えています。上記のようにどんな段階を経て、どれくらい時間がかかりそうなのか記事に加えて、それを繰り返して伝えていただきたいと思います。

    また、過剰な期待をさせてしまうから「臨床試験入りしただけで報道はやめるべき」とだけは読まないで頂きたいと思います。それではいつまで立っても結局読み手のリテラシーが上がりませんので、報道側は繰り返し読み手のリテラシー向上に協力頂きたいと思います。

    また、お金儲けの話をするわけではないですが、臨床入りというのは実用化してくれる企業のバリューを押し上げる大きな要素です。株価も動きますし、多くの人が気にしています。希少疾患にトライしているバイオテックなどはこれにより臨床試験を乗り切る資金調達ができるようになるかも知れませんし、大手製薬会社にしても治験を行うのには莫大な資金が必要です。そういった意味で第一相に入っただけでも実用化を担ってくれる企業にとって、報道はとても重要であるという視点もビジネスマンの多いNP読者の皆様においては忘れないでいただきたいと思います。


    【補足情報】

    "実は、がん患者自身のキラーT細胞を増やして体内に戻す治療法や、がん細胞を攻撃するようキラーT細胞を誘導する治療法は、これまでも研究されてきました。しかし、いまのところ画期的な成果は得られていません。"

    今回我々が発表した論文のように標的を認識するレセプターを導入した自分由来のキラーT細胞を、再び体内に戻す治療は血液がんの分野で、CAR-T療法を始めとして画期的な成果が出ているものがあります。アメリカでは既に2製品が承認されており、来年にはまず Novartis社のキムリアが日本で承認されるか否かのところです。


  • メディアって何なんだろう。。


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