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アレルギー、生まれる前に予防 マウスで確認 母体に注射、原因細胞なくす

朝日新聞デジタル
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  • 小児科クリニック 院長

    IgEを産生する細胞を胎児期に根絶することでアレルギーの発症を抑えるというものですが、2つの点で注意が必要です。

    ①アレルギーはIgEを介するものだけではありません。好酸球を介する別経路があるため、IgE非依存性のアレルギーは予防できません。

    ②IgEを根絶やしにすることで、寄生虫などへの免疫力が低下する可能性があります。IgEはアレルギーの親玉のように言われますが、寄生虫への免疫へも関与しています。

    また、胎児期のアレルゲンへの感作を抑えるという発想は、衛生的になってきた現在社会でアレルギー疾患が増えてきた事実と矛盾します(つまり綺麗なほどアレルギーは増えるから、胎児期にはアレルゲンに暴露されたほうが良い?)。

    ただ、どちらに転ぶかはまだまだ分かりません。

    根本的と思われている学術に風穴を開けることができたら、今後のアレルギーへの介入は大きく変わっていくことでしょう。

    今後の報告に期待しています。


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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    マウスでの実験結果ということですので、人への研究結果を待つ姿勢が肝要だと思います。

    免疫グロブリンの1つ、IgEがアレルギーの一因を担っていることに疑いの余地はないので、このような治療法がアレルギーを劇的に改善させる可能性は高いと思います。

    一方、この「予防接種」による危険性は、標的となるIgEが遺伝的に欠損した患者さんからの報告を下に類推できます。

    薬剤によって減らしたわけではなく、遺伝的にこのIgEだけが作れない方についてまとめられた報告によると、IgE欠損の方は一般の方に比べて、感染症が増えること、副鼻腔炎や気管支炎を発症しやすいこと、悪性腫瘍の発症率が高い可能性まで示唆されています。このような患者さんの数自体多いわけではないので、断定的なことを言うのは難しいですが、IgEのアレルギー以外での役割として、気道粘膜の維持やウィルス、寄生虫への役割、抗悪性腫瘍効果など、研究が進んでいるところです。

    安全性を担保できて初めて治療として確立しますので、これらの予想される問題をクリアできるのか、続報を待ちましょう。


  • Amazon Web Services WWPS - Healthcare, Principal Business Development Manager

    ヒトの予防として確立するにはもう少し時間がかかりそうですが、自身と同じ症状を引き継ぐのではないかと心配な親の立場としては、実現して欲しい仕組みですね。

    特に食物アレルギーは小学校でも事故が起きたり、ケアが大変なので、生前に減感作となるのであれば多くの人を救えるのでは。


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