ゲノム編集の双子誕生か、中国 受精卵改変と報道
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技術がある以上、遅かれ早かれ誰かがやると思っていましたが、もう出てきてしまうとは。
1つ事例が出来てしまうと次のハードルが下がり、一気に加速してしまう可能性を秘めていると思います。法や規制の追いつかないままに。
個人的には肯定でも否定でもないのですが、社会を良くも悪くも激変させ得る技術ですね。
注目のコメント
AP通信の記事はこちらです。
https://apnews.com/4997bb7aa36c45449b488e19ac83e86d
前日にも噂になっていました。
https://www.technologyreview.com/s/612458/exclusive-chinese-scientists-are-creating-crispr-babies/
これによると、HIV感染に関わるCCR5遺伝子の機能を失わせ、HIV感染に抵抗性をもたせたとのこと。致命的な遺伝病を防ぐわけではないですが、CCR5遺伝子が機能しないと逆に西ナイル熱ウイルスに感染しやすいというデータもあり、必ずしもすべてがプラスになるわけではありません。
大学が正式に発表したものではなく、AP通信の特ダネ的な扱いなので、もう少し詳しい情報がほしいところ。
中国は3年前、アメリカとイギリスの学会と共催で遺伝子編集サミットを開き、そこでは「基礎研究は認めるものの、ゲノム編集は未知な点が多いため、子宮に戻して子どもが生ませるのは無責任であり、しばらくは控えるべき」という結論を出したのですが、これからどうするのでしょうか。どの遺伝子をどう変えたのでしょうか??
記事に書いてあるとおり、いずれにせよ倫理的な議論が起こるのは間違いありません、。
ちなみに双子かどうかは遺伝子操作とあまり関係ないように思いますが(人工受精の方が双胎率は高いものの)。
結果的には、双子の差を見ることで遺伝的要因と環境要因の差を検討しやすいという側面はあります。。。(倫理的にはそういう発言をすること自体にも問題を感じるので不適切なら申し訳ありませんが)
完全に専門外なのですが、運動発達に関わる遺伝子だったとしたら、オリンピックや公式の競技会には出られないのでしょうか??