【VC激白】億単位の資金を5分のピッチで調達するためのセオリー
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私もいわば資金調達をさせていただく側の人間なのですが、スタートアップの、資金調達というのは、「人魚姫」に似てるなぁといつも思うのです。
そもそも、スタートアップというのは、赤ちゃんに筋力養成ギプスをつけて、3年で大人にしましょう!みたいなことなんですよね。
「人魚姫」の物語の中で、人魚姫は、どうしても人間界に行きたくて、陸上で生活してみたくて、そのビジョン実現のためには「足が必要だぜ!」となります。で、海の魔女と、取引をして、自分の美声と引き換えに「足」をもらうんですよね。
このあたりが資金調達です。自分たちのビジョン実現のためにもらう資金が「足」で、引き換えに渡す「声」がエクイティ、つまり株ですね。
人魚姫は、本当は陸の世界に行きたいというビジョンなのですが、なぜか、途中から「王子様の結婚」という、謎のピボットをするんですよね、そこじゃなかっただろう最初のビジョンは、と、ツッコミどころ満載です。
結局、ピボットした新事業、王子との結婚は叶わないのですが、最初のビジョンである「陸上で生活したい!」は達成してるので、私は「人魚姫」は、ハッピーストーリーだと思っております。そして、そのビジョン実現に手を貸してくれた、海の魔女(ディズニーではアースラだっけ?)ありがとう!!って話です。
ここでの海の魔女さんが、VC(ベンチャーキャピタル)ですね。海の魔女さんがいなければ、人魚姫は、単なる夢見る女子なわけで、陸上に立つことはできないわけです。
VCと資金調達というのは、目的がはっきりしていて、でも自分にはその手段(足)がなくて、でも、引き換えに差し出す何か(美声)があるならば、すごく良いです、という物語。それが、「人魚姫🧜♀️」ですね。先日発表されたForbesの「日本で最も影響力のある投資家」ランキング1位の高宮慎一さんの投資家向けの「資金調達ピッチ」の特訓です。
投資家の方がスタートアップ事業を見る際のポイントは主に以下の3点。
・事業の成長性
・経営チームの事業との適合性
・事業の実現可能性
家族介護サービス、金融サービス、家具レンタルサービスの起業家のみなさんのピッチを、高宮さんはどう評するか。ぜひご覧ください。先日の起業家道場の模様が記事に!
"厳しい状況に置かれたとき、ビジョンに立ち返って、歯を食いしばって踏みとどまれない。経営陣がビジョンをちゃんと言語化し、それを365日毎日考えていられる、そして社員にまでちゃんと腹落ちしているかが重要です。"