日本社会の将来にこの10年の大学改革が大きな影響
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AIで日本社会の未来と高等教育を予測するのは斬新.日立と文科省の共同予測.
確かに最悪なパターンにならないように対策をしておけばよいのも分かる.が,今のAI技術でどの程度の制度か不透明.来年同じ測定したら結果が変わっていそう.
■AIを活用した、日本社会の未来と高等教育に関するシミュレーション
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/siryo/__icsFiles/afieldfile/2018/11/20/1411277_2_1.pdf「文科省は日本社会の将来を見据えると、高等教育の質向上が持続可能性や社会的パフォーマンスに寄与する度合いが高いとし、2027~2028年ごろの分岐点までに大学改革を着実に実行する必要があると強調した。特に重要な項目として教育の質向上、大学進学率のアップ、地方大学の振興を挙げている。」
とありますが…。AIを駆使した大掛かりな調査をやって、結論これだけ?という感想を持ってしまいました(関係者の皆様、申し訳ありません)。教育の質の向上や大学改革が必要って、何十年言われてるんでしょうか…。
「大学進学率アップ」といっても、AIの時代だからこそ、人生100年時代だからこそ、高等教育の内容も形態もこれまでの常識とは大幅に違うものが求められ始める時代だと思います。何をもって「教育の質向上」と定義するのか、さえも多様化する時代です。もう少し根本的・本質的な議論が、されるべき局面に入っている気がします…。
※ご参考までに
世界で最も入りにくい大学、ミネルヴァの秘密
https://forbesjapan.com/articles/detail/17433
日本の高等教育機関が硬直化する理由
https://forbesjapan.com/articles/detail/17432大掛かりなシミュレーションを実施しなくてもわかるのでは?
大学改革が急務であることは周知の事実。2万通りのシミュレーションをやる時間があるのなら、改革の中身を考えることに、もっと時間を使うべき。
すぐに改革に着手して、進めながらブラッシュアップしていく実行力と柔軟性が求められる。
たとえば、学生のラーニング力を高めることが必要なのだから、それに取り組む大学も早く学び、変わってほしい。