80年代生まれは“総副業時代”にどう備えるべきか?【副業・副収入特集:後編】
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60年代生まれのワタシ的には、どちらかというと「副業」は「本業だけでは勿体ない・活きにくい」スキル・人脈を活用するために、というイメージです。で、結果的に「本業」に役立つ、と。
「本業」のために副業するなら、そもそも時間もエネルギーも、本業でのパフォーマンス向上に費やせばいいと思うんですけど。その方が基礎体力が身につくというか。ダメですかね。1981年生まれの私は、今勤めている企業がいつまで持つのかわからないという不安の中で働いています。この世代の特徴は、
・家族やローンが有るから不用意な転職には踏み切れない
・まだ20年以上働かなくてはいけないので逃げ切り目的に惰性で働くことは許されない
・社内では頼られる存在なので、超々頑張ればもしかしたら会社を変えられる可能性がある
という、なんとも難しい特徴です。
私を含め友人も、会社が副業を認めているか否かはおいておいて、いざ会社が無くなったりした時の為に、保険を掛けておく人が多いですよ。
例えば、本業とは違う特定のスキルやノウハウを磨いておいて、その界隈の人との交流会に積極的に参加する人もいれば、情報発信ネタをきちんと見極めた上でSNSなどでフォロワーを確保しておいたり。要は個人力を高める感じですね。いざ、手元に何も残らなくなった場合に、ゼロから新しい仕事を始めるのではなくて、多少の知名度をリソースに新しい仕事を始める準備です。
で、意図せずとも、それらの活動で培ったスキルやノウハウや人脈は、本業の活性化にも一役も二役も立ったりします。イノベーションは交差点から生まれると言われるように、複数の事柄に詳しいというのは、やはり強いですね。本文中に「副業を本業にどう活かせるかという視点」が重要とありますが、これは本当に大切だと思います。
私自身30歳ちょっと過ぎたころに独立して「複業」路線を歩んできました。「片手に収入、片手にやりたいこと」という生き方を目指すにしても、まずは収入が大事。
収入という観点で言えば、本業と全く関係ないことをやっても、あまり成果が見込めませんでした。収入のための副業を考えるのであれば、「本業を補完するかどうか」という視点は大切だと思います。