スガケンさん、今のEC業界どうですか? スニーカー、フリマ、そしてデータドリブンを語る
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#in タイから仕入れたビーサンを販売するフリマ経験者です(笑)顧客を意識したいと思って商売している人にはヒントの多い対談です!
“情報が多すぎるせいで、本当に欲しい情報も届かなくなっている。そういう時代に、情報、コンテンツってどうやって扱っていけばいいんだろうと考えると、Twitterのように、ちょっとずつ、たくさん出していくことだと思う。流れていくから、10個書いたとしても、たまたま1つ、2つが目に留まるくらい。小出しに書いて、関心を絶やさない仕組みを作る必要がある。だからNIKEは、毎週リリースするようになったんですよね。”
“僕らもツールを選ぶときに、「プッシュができます」と言われると「いいじゃん!」と思うけれど、ユーザーからしたら関係性がないとプッシュはウザいものでしかない。「親切」っていうのは、すごくいいキーワードですよね。”
“お買い物において大事なこと、モノを売ること、モノを作ること。そういったところをちゃんとやらずに、画一的に「これはCVRが何%だから」といったことを、それが迷惑だと思っている人のほうが多いのにやり続けていますよね。”
“仮説は人間が作るものなので、理想をまず作ることです。その理想を実現するためのデータがとれているか。とれていないとしても、こんな施策をやったらここが動くかもしれないと考える。施策をやってみても動かなかったなら、なぜ動かなかったかを考え、別の施策をやってみる。マッサージと同じです。いろいろなところを触って、押してみて、「気持ちいい」場所を見つけていく。”
注目のコメント
神対談の後編!今後の小売りの戦略に迷いがある、ECが上手くいかない、データはあるのに使いきれないという方々は絶対に見てください。
特に響いた内容が下記の4点。
・ニッチでよい!大切なのは関心を絶やさないこと
・フリーマーケットが商売の基本ということ
・マーケターに求められるのはテストの高得点よりも、設問を作れる能力
・PDCAの順序ではなく、すべてを同時並行で進めるスピード感
この中で、「関心を絶やさないこと」は重要な戦略だと感じます。ここで大事なのは2つだと捉えています。
①現時点で、お客様が対象となるブランドに関心がある事象は何か?(何を求めているか?、どのサービス・商品に関心があるか?)
②今は顕在化していないが、実は関心がありそうなこと
①はヒアリングや、施策の仮説と結果によってわかっていくこと。②は①の応用問題みたいなところがあって、「こういうニーズがあるということは、このニーズもあるかも」とか、「自分だったら、これに関心を持つな」という考え方で出てくると思っています。
NIKEのSNKRSの基本的な立て付けは①で、臨時の再販や先行受注は②かな。コメ兵の364日商品掲載は②でしょう。
ビジネス全体も人間自体も「関心を絶やさないこと」は大きなテーマですが、そのヒントはロジカルやデータよりも、人間くさい意志や想いに重きを置いた方が早いと捉えています。
ちなみに、私は大学時代によくフリーマーケットをやってました(笑)#リテールアジェンダ に参加した方はぜひ読んで欲しい @yfujihara さんの記事!あわせて @fromdusktildawn と @blogucci さんの対談も!同じこと書いてる! https://fromdusktildawn.hatenablog.com/entry/2018/11/21/091002