起業家鍛える千葉道場 野心も弱音も赤裸々激論
日本経済新聞
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門外不出、経営者同士が腹を割って話せるからこそ実現した、スタートアップ本には書いていない「リアルな知」の共有ができる素晴らしいコミュニティ。メルカリ社による買収へと繋がったストーリーの裏には、千葉道場のみなさまによる支えがあった。参加企業数が増えていることもあり、日本のスタートアップ界の良きエコシステムになりつつある。
注目のコメント
なにかと形式知の少ないスタートアップ経営の世界。
磯崎さん著作の「起業のファイナンス」や、田所さん著作の「起業の科学」は素晴らしい形式知だと思いますし、千葉道場のような場所は口伝でそれをやる場かなと思います。いわば…平家物語の伝承における、琵琶法師のような。ベベンベンベン…。(琵琶の音。笑)
これがまた重要で、ニュアンスや感情も含めて共有できる貴重な場です。千葉道場の一つの特長として、参加メンバーがみんな良い人というのがあると思います。みんな親身になって自社と周囲の成功を信じている、そんなナイスさがこのコミュニティの好きなところです。
ふだんは秘密のベールに包まれている「千葉道場」が、今回は特別に取材に協力しました。
秘密厳守になっているのは、それほどスタートアップ経営者は「孤独」だからです。株主や顧客、チームをめぐるアップ・ダウンや利害対立を調整し続けながら、メルカリの山田さんの言葉(?)を借りれば、「崖から飛び降りながら、墜落するまでに飛行機を組み立てる」ような道のりです。
そのような経営者にとって、秘密を含めて、悩みを相談し合える場ほど、大切な場はありません。今後も秘密を貫きながらも、より多くの起業家と助け合い、スタートアップ・エコシステム全体の成長にも貢献していけたらと思います。