「10年間で来店客は40%減」伊予銀行が語る地銀の危機感とデジタル化
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本件に限らず、デジタル化への対応というのが目的化している印象があります。デジタル化は数ある方法論の一つであって、その銀行が目指す理想の姿をより具体的に示した上で、方法論の中で自らのリソースで不足する部分をコンサルのような外部リソースに目的発注すべきです。
本件では、「10年後も必要とされる銀行」を目指すとありますが、それは銀行のあるべき姿ではなく、あるべき姿を追求した結果の一つの現象面でしかありません。
今回の取組みを否定するものではありませんが、経営戦略を考えるプロセスそのものを外注することを避け、理想像からトップダウンで敷衍する具体的課題についてのみ委ねるのがより効果的かつ目指す銀行像の具象化につながるのではないかと思います。地銀の支店来店者が40%も減少している。オンライン利用者が増えているわけでもない。単純に顧客が減り、利用が減っている。
この窮地からの脱出、地銀の変革プロジェクトについての記事です。コンサルとの協業、並走型コンサルというのがユニークです。
横文字略称が多く出てきますが、もう少し日本語でわかりやすくしてもいいかな?地銀は、人口減少とデジタル変革による業界ゲームチェンジの
大波を真っ先に受ける業界の一つですね。
だからビジネスモデル改革が欠かせないのに、
デジタル化が遅れているので改革もままならないのが実情と思います。
本稿にあるデジタル活用は、
業務効率化の意味では非常に良い取り組みです。
しかし、ビジネスモデル改革についてはほとんど言及されていません。
最大の武器である信頼感を活かして、
個人金融投資ポータル機能や、地域商圏の決済プラットフォームなどは
可能性あると思います。
その際、次の視点はとても重要なカギを握る予感がします。
|従来の銀行では店舗が重要なタッチポイントだっ
|たが、タブレットが持ち出せるようになれば
|『銀行=店舗』が『銀行=人(行員)』になる。