怒鳴り声や悲鳴を認識、学校のいじめをリアルタイムで通知するAI
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注目のコメント
「AI×学校」と言えば、教育をより効率的に、より実践的にする取り組みだと思っていましたが、「いじめ対策」もあるんですね。
ただ筆者も文末で書いているように、「音量のみ」しかモニターできない今の状況ではなんとも頼りないように思います。
(カメラが置けないのはトイレだから?)
また、このようにテクノロジーが進化していった場合、“本来生徒を観察し、いじめを察知するべき” である教員が、「いじめはAIが監視してくれているから大丈夫」という意識になってしまう可能性もあり、怖いところですね。
「いじめ?ウチにはないですね。AIでのいじめ察知件数は0ですので。ご安心ください。」
それでは本末転倒です。AIで出来る事はAIで。それと同時に教室でも、いじめについて学ぶ機会が重要。フィンランドでは、いじめ防止のプログラム"KiVa"を実施しています。ゲームアプリを使った学びや、ロールプレイングを通じて、いじめを未然に防ぐというもの。フィンランド政府がトゥルク大学に委託して開発した小中学生向けのプログラムで、その過程の調査によれば、「傍観者」を生まないことが重要な要素とのこと。いじめをする当事者、被害者の他、周りで見て見ぬ振りをする傍観者が割合として多く、彼らをどう「傍観」させないかにも焦点を当てています。
学校のトイレやロッカールームで、音量モニターによる「①いじめ発見」はオマケ機能で、「②タバコの検知」が実用機能ぽい。
音量だけでは精度に疑問があり、トイレやロッカールームにはカメラを置けないし…
モーションセンサーで、「ライトの自動ON/OFF」の実用機能に、急激な動作での「いじめ発見」の組合せが良いかと。
=引用=
① 音量モニターはしていても、生徒のプライバシーを尊重しなければならないため、しゃべっている音声を認識するといった機能を搭載することはできない
② 今アメリカの生徒たちの間ではやっているベイパーたばこも検知する。この機能も全米の学校で重宝がられていて、すでに23州の200校で導入済みだ。