交渉でいつも「損」する人と「得」する人の 決定的な「違い」は何か?
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経産省新人の頃、「会議・交渉で何の了解を得てくるのか、事前に必ず頭の整理をする」ということを徹底的に叩き込まれました。省内幹部は勿論、省外の政治家や経営者と話すに当たって、漫然としていては話にならないと。
また、こちらがどうしても死守したいラインがあるのと同様に、相手方にもそのラインがあります。交渉は(最後は)感情論や印象値ではなく具体の妥協を全体感を持ったパッケージとしてまとめて相互の納得感を担保できるかどうか。この、「相手方に譲れない最低ラインがある」ということを前提していない人がかなり多いように感じます。もちろん、それが予算や人員の問題なのか、上長に上げれば何とかなる可能性もあるのか、なども見定める必要がある。
打算的にやっていたわけではないのですが、主観的な議論を相手方にぶつけても無意味なので、僕はよく手前への愚痴を引き出す形で妥結点(つまり先方のその「ライン」)を把捉するようにしてきました。あとは逆に、相手方がその「ライン」を理解していない/線引きできない立場である場合は、お互いにとって時間が勿体無いので、然るべき人に繋いでもらうようにしています。(スタートアップは立場が弱いのでそういうわけにもいかないのですが。。)42歳、4歳と1歳の子持ちの再就職活動。子育て中&時短の勤務可、働き方改革に力を入れてますという企業の企画広報部に応募した私。
1次面接、2次面接、企画・プレゼンテストにクリアしたとき「ぜひ来てもらいたいですが、子育しながら本当に仕事できますか?子供がいても独身の人と業務内容も責任範囲も変わりませんよ」と言われ、最終面接でその返答をしなくちゃいけない状況。
独身の人と同じ業務内容、業務量、時間、責任。
それはできない。私ひとりが頑張るだけでクリアできないポイントが必ずあるから。
でも、交渉してみようかなと思う。
御社が本当に働き方改革に力を入れていこうと思われているのなら私に働き方改革推進をやらせてもらえませんか、と。
周りから注目されるような改革ができれば、それは会社のブランディング、広報活動にもつながると思う、って。
それでもダメなら入れなくていい。
私か家族の心が痛みそうだから。
アホか、と言われるかもだけど面接だって交渉の場であってもいいんじゃないかなと思った。大学で政治学を専攻しました。
ゼミは、戦間外交史を中心に勉強するものを選びました。
WW1の始まりからWW2の終わりまで、まさに国々が自国の目的を達成する為に交渉と戦争を駆使したと理解しています。
交渉と戦争は「地続き」のものというわけだ。「交渉は究極的には戦いである」と言い換えることもできるだろう。
この一文に納得です。
トランプ大統領と文大統領には考えて欲しいことだと思っています。