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「欧米は個人主義、日本は集団主義」は大嘘だ

東洋経済オンライン
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注目のコメント

  • エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

    うーん、これ面白いのかなぁ。
    生命科学や動物行動学をかじってたらこんな話はしなくなると思う。

    個人という概念そのものがヨーロッパの近代に始まっているわけだし。

    そりゃ日本人だって自律性はあるに決まってるし。むしろ自律的に集団行動を取っているとさえいえますね。

    冒頭の21歳のJ君のアナロジーは年齢設定と世紀を結びつけなければまだ理解できたと思うんですが。

    身内や身近な人に他者視点で接する社会性は、理性以前の本能と言って良く、個人主義的な考えはそれを抑制する事で生まれてくるものだと思います。それを自律性と呼ぶかはまた別ですが。

    かぶき者って尊ばれていたんでしょうか。


    "一昔前の京都大学が典型ですが、そもそも「大学に行くこと自体が格好悪い」という考え方がまかり通っていましたし"

    だから最近まじめに来るようになると学食と自転車置き場が足りなくなった笑


    ステロタイプを批判しておきながら、結局日本型と欧米型という軸で話すから、ブーメランに聴こえてしまう。


  • ハーバード大学ケネディ行政大学院

    超必読。戦後日本が豊かになるにつれて岩波系進歩派知識人が個人主義の敷衍を試みた一方、経済成長というパラダイムの下で個人が組織に回収されるというパラドクスが深化していった面もあるのだと思います。これは結構根深くて、「(会社名)の(個人名)です」という自己言及や自己規定を与えたことで、共同体規範か個人のレゾンデートル(存在理由)に溶け込まされていったわけで、無論、この先には「国」があった。

    本当に素晴らしい対談。こういう対談ができるよう勉強したい。

    -----
    日本型の「自律性」とは、このように、多様な他者の観点を内面化し、内面化したさまざまな角度から厳しい自己批判を行い、つねに、幅広い視野の下、真に状況にかなった行為を絶えず追い求めていこうとする姿勢のことだと考えています。
    成長するにしたがって、身近な特定の他者の観点のみでは満足できなくなり、より広い世間の観点を意識し始める。ひいては、いわば「お天道様」の観点、つまり状況のすべてを把握している理想的な観察者の評価に沿う行為をとろうと絶えず努めるようになる。周囲の評価はどうあれ、「お天道様」に恥じない行為を目指すのです。日本文化には、こういう「自律性」に至る道がきちんと内在していると見ることができるというのが、拙著の主張です。


  • 株式会社マネーフォワード パブリック・アフェアーズ担当

    寺西重郎先生の著者で、こんな話が紹介されていました
    (正確ではないので、ご関心あればぜひ原著に)。

    日本人の精神は仏教に由来している、すなわち輪廻転生の考え方であり、来世を念頭に徳を積まねばならない。身近な他者(人間以外も含む)との関係を重視する。世間一般、公共という概念は薄い(顔の見える関係が最優先)。

    他方、キリスト教は神への奉仕が根底にあり、被創造物は家族であろうと地球の裏側の人間だろうと平等。唯一、神の造りし世界への奉仕、公共の福祉の概念がある。

    こういう話を頭の片隅に置きながらこの対談を読むと、納得感があります。関心の範囲がどこかの違いであって、個人主義、集団主義という話ではない、と理解しました。

    あと、対談冒頭の擬人化がなかなか秀逸。日本人の自己肯定感の低さをうまく表している。


    日本型資本主義-その精神の源 (中公新書) https://www.amazon.co.jp/dp/4121025024/ref=cm_sw_r_cp_apa_-C-9Bb6FTMP0C


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