ルノーと協力確認も力点にずれ 日産、会長指名拒否か
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国内世論はゴーン、ルノーが悪で、独立を守ろうとする日産が正義の構図がすり込まれてしまった。その構図は個人的に正確ではないと感じていた。資本の論理では、ルノーの主張は自然なことだろう。日産とフランスサイドの情報戦が拍車がかかるだろう。
お互いに公開企業なのですから、日産はルノーの支配が嫌ならルノーの持株を買ってくれる新たな投資家、事業会社を見つけてくればいいだけのことだと思います。
今や、ルノーが日産に頼っている→技術や配当金など 、親会社の方が生産量が少ない等々記事などに書かれていますが、世の中には親会社より子会社の方が有名だったり、売上が大きい会社はいくらでもあります。
もちろん、報道の範囲でゴーン氏の公私混同は酷いということは分かりますが、では日産という会社が100%被害者とは言えない内容です。会社としてのガバナンスにも、ゴーン氏が抜けても問題があるでしょう。
何よりも、100歩譲って日産の言い分が正しいとしても、一連の経緯を見て、ルノーの持株を持っていいとは言ってくれる事業会社やファンドが今現在あるのでしょうか?
忠臣蔵の話のレベルでの情緒的な考えはナンセンスでしょう。
いくら、街中インタビューで、ゴーン氏の悪口に同調してくれる人が多くても、その人達がリスクを取って日産を助ける為に日産の車を買うことすらもしないと思います。
有価証券報告書虚偽記載という金商法違反という法的アプローチを選択したのですから、ルノーとの関係も会社法に基づいて冷静に考えるべきです。
安東さま
的確な補足ありがとうございます。ご指摘の通りと理解しています。日産の株主構成は一昨日調べましたが、外国人が64%,銀行が14%程度です。株主総会の議決権行使比率は見つけられなかったのですが、ルノー以外の株主もかなりタフだなと思っています。ですから、日産が開催すると言っている臨時株主総会で提案される取締役候補者を誰にするかは、今までの選任より厳しい目で見られると考えています。(追記)
こちらに取締役会の内容が語られていました。
https://newspicks.com/news/3482609?ref=pickstream_119026&status=reload
(原文)
カルロスゴーン氏に代わる会長候補は誰だったのか。また私の見る限り日産のリリースには決定が全会一致かどうか記載がありません。取締役にはルノー関係者が2名いるので、彼らがどう振る舞ったか、会長候補だったのかも知りたいですね。
拒否したとすれば、指名委員会を早急に作るのでしょう。その場合そこにルノーの関与をどこまで入れるのかがポイントになりそうです。
43%であれば資本の論理というのは、日産の外部株主の理解を得られないとことを勧められないため、ルノーは”八方よし”の人選に知恵をしぼる必要があります。この状況を対立構図というよりも、両社が建設的に協議を進める土台が出来始めていると私は希望的に捉えるようにしています。
ルノーが日産株を買い増せば、日産もルノー株を買い増すというシナリオは一番無駄そうです。