イケア、世界で7500人削減へ デジタル・小型店に軸足
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IKEAは、非常に商圏が広く来店頻度が低く、行ったときは新生活や引っ越しの準備のためにワンストップショッピングで大量の買物をするお店。(もちろんウィンドウショッピングを楽しんだりレストランでの飲食を楽しんだりと時間消費をしに行く側面もありますが、そちらで売上が立っているというより、マインドシェアを保つための方策かと。)これはamazonの逆で、amazonは送料無料が故に、ちょこちょこ必要なものを買い足せるので、引っ越し時における買物の仕方を大きく変えてしまっている。多くの人が、引っ越し時に多くのものをいっぺんに買わなければいけないストレスを体感したことがあるだろうが、amazonによってこれがなくなっている。また、商品全部を見てもらうためのワンウェイコントロールも、ECになれてしまった顧客にとっては大きなストレスで、ECサイトでナビゲーションや戻るボタンがないようなものだ。多頻度来店少額購買の小型店を増やすとのことだが、大型店の小型フォーマット化は簡単ではなく、WalmartやTargetも苦労している。ちなみに日本のIKEAの直近決算は赤字のようです。
https://newspicks.com/news/2985727/イケア×デジタルで何に取り組んでいくのか。この記事には「デジタル能力」のために2年で1万1500人を採用するとしか書かれていないので、過去記事を見てみると、普通にECを強化していくとのこと。また、ARで家具配置がみられるアプリなどを展開していくとのことで、島忠のシマホとかと同じ感じですかね
https://newspicks.com/news/3280352
家具業界はデジタルへの取り組みに腰が重かったですが、ニトリさんもO2O推進室を立ち上げ、来店+通販を推進してきていますね
http://www.tsuhanshinbun.com/archive/2018/10/hdo2o.html
また、機械学習を活用して広告の入札を自動化し、来店客を3割も増やすなど面白い動きもあり、デジタルでの競争が本格化していきそうです
https://markezine.jp/article/detail/29572IKEAが日本に来た時は興奮した。
お洒落な欧州風ショールームを足が棒になるまで歩き回って、たくさん買い物した。
自分の書斎のイメージを夢から現実につないでくれたのもIKEAで、それはニトリでも、大塚家具でもない。
買い物終わりのミニソフトクリームやホットドッグも、IKEAならではの楽しみ。
シンプルな説明書とにらめっこしながら、初めて家具を組み立てた人も少なく無いはず。
このニュースを読む限り、そうしたIKEA流が苦境に立っているようだが、
人に感動を与えて購買意欲を掻き立て、思い出を作るようなブランドはそんなに多くない。
ぜひ単なるコストカットに走らず、企業のコンセプトを守りながら頑張ってほしい