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脊髄損傷に初の再生医療承認へ 厚労省、7年間の条件付き

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注目のコメント

  • 総合内科専門医・循環器専門医 医長

    ステミラック。
    自己骨髄間葉系幹細胞というものを増殖させて点滴で体内に返すと、脊髄で神経を再生させるという治療のようです。

    自己=自分の
    骨髄=骨の中にある血液を作る部分の
    間葉系幹細胞=骨や血管や筋肉・心筋などに変化する細胞
    ※幹細胞とは様々な器官に分化(変わっていくことが)できる細胞を言います。

    神経は外胚葉から分化するので、中胚葉から分化する間葉系とは違うのですが、間葉系幹細胞は胚葉の違いを超えて分化することがわかっています。

    13人中12人でASIA分類が1点以上改善、、、また微妙な。。。
    脊髄の各レベル、及び左右で、全く動かないから0点から完全に動く5点まで、合計100点のスコアなのですが。0点は全く動かない、マヒした手足に全く動きがなくても触れたりして筋肉が収縮していれば1点、というレベル。

    これからに期待、な治療法ですが、原著論文とか読めば少しは期待できる結果が出てるのでしょうか。



    先日はiPSの脊損への応用が話題になりました。
    ちなみにiPSは人工多能性幹細胞の略です。

    https://newspicks.com/news/3459163/

    追記:
    ASIA分類の「1段階」ですので、1点ではありませんでした。Kamei Jさん、ご指摘ありがとうございます。
    Iwaseさんが書かれているのが一番わかりやすいですね。


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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    別の記事にも書いたのですが、脊髄損傷は、脊椎の大けがにより一瞬で両足あるいは両手足の不自由を余儀なくされることになりうる病態です。若く身体の他の部分が元気でも、残りの人生は寝たきりの生活を余儀なくされるという方もいます。そして、残念ながら現時点でよい治療法がありません。

    そこで、再生医療にスポットライトが当たります。脊髄の損傷部位の神経再生ができれば、進行性の疾患ではないため、その後に再び症状が悪化する心配が少なく、根治的な治療になる可能性があります。再生医療の親和性がとても高い病態と言えます。

    今回承認された幹細胞移植は局所に植えこむわけではなく、静脈注射するとのことで、どこまで精度高く必要な箇所に幹細胞が届くのか疑問が残ります。また、先行研究は単群の研究のようですので、安全性の確認はできますが、有効性の評価は残念ながらできません。有効性の評価をするためには、一定数の患者を治療薬投与群と従来治療群にランダムに割付け、両群での治療効果の差を検定する必要があります。

    記事にある90名の試験はまだ臨床試験検索サイトで見つけられませんが、治療を行うグループには、今後そのようなランダム化比較試験を行うことが期待されます。

    (追記)
    Iwase先生、ご指摘ありがとうございます。現状は理解していますが、表現により誤解を生んでいたようで申し訳ありません。より正確なコメントのために他の医療者の方からの厳正な目は非常に助かります。


  • 整形外科医 整形外科一般

    現段階では微妙。。
    山田先生のコメにやや反論しておくと、
    ASIA Aの完麻痺は、実用レベル(D以上)の回復が難しいですが、B以上の不全麻痺では(医療費、システムの異なる日本では)数ヶ月〜2年のリハビリである程度回復します。
    (せき損センターのデータ参照)
    高位頸損だとリクライニング車椅子ですが、c6くらいから下の人はフツーの車椅子に体幹固定して乗るんじゃないかな

    件のクスリは、
    https://medicalcampus.jp/di/archives/121
    ASIA分類 A〜C の症例13例に使用して、12例でASIA一段階以上の改善とのこと。
    ASIA BCはリハビリのみでも数ヶ月〜1年である程度回復するのに対して、ASIA Aではほぼ回復が見込めないので
    ASIA Aのケースで回復があったならそれだけでニュースになりそうですが、ニュースになってないってことは回復例は皆BCなんじゃないか?
    7年間のデータ集めて、コントロールと比較して有意差がつくのかが勝負。
    損傷高位(頚椎〜胸椎のどこの損傷なのか)の情報もほしい。
    ASIA分類をざっくり平易な言葉で書くと、
    Aは運動感覚ともに完全麻痺、
    Bは知覚残存、C は重力に負けるレベルの運動機能残存.Dは抗重力の運動機能残存、Eはそれ以上)

    参考:
    総合せき損センターにおけるマヒ予後の推移
     1991年から2001年までに総合せき損センター(福岡県飯塚市)に受傷後7日以内に搬送され、6ヶ月以上経過観察された430例の、入院時と退院時を上記の改良フランケル分類で比較したもの。
    (注 ASIA分類と細かい違いはありますが概ね一致、縦軸が入院時、横が最終診察時)

    麻痺レベル【最終時⇒】
    【入A B C1 C2 D1 D2 D3 E
    A 140 18 18 18 4 . 2 .
    B1 1 3 1 1 3 . . .
    B2 . 6 6 10 5 4 1 .
    B3 . . 1 2 7 5 . .
    C1 . . 6 14 13 17 5 .
    C2 . . . 2 18 16 11 .
    D0 . . . . 1 17 46 8


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