5年間ヒトヤスミしていたのに、なぜ「一休」は再成長したのか
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注目のコメント
一休が元気な理由がわかるインタビュー。
「(高級宿宿泊者は)旅行先に関心のある人はほとんどいません。(中略)
自分を癒やしてくれるホテルや旅館があれば、北海道でもいいし、沖縄でもいい。このような考え方をしているので、「○○温泉に行くので、どこかいい宿はないかなあ?」といった質問を受けたことはほとんどありません。「どこかいい宿はないの? あ、そこがいいの。じゃあ、予約するわ」と言って、その場でスマホを取り出し、予約するといった感じ。宿に泊まっても、外に一歩も出ない人が多いですね。」どうも、一休の会長の小澤です。
M&Aというのは本当に難しいものですが、今回は良いご縁になりました。榊社長を始めとする一休の方々が真に良いサービスを作り、そこにヤフーのお客様を送るという非常にわかりやすくすいシナジー効果となっています。一休には引き続き良いサービスを作って頂きたいと思います。そして、同様のシナジーが作れるサービスは日本にまだまだあると思っています。必読。相手目線に立つというのは何事においても肝要(立った上でどうするかは別の判断)。どれだけ美味しい料理を作っても、学術的・論理的に正しいことを叫んでも、「"最後"は相手の手足と心が動くかどうか"だけ"」というストイックさを持った周りの友人らが、やはり傍目にも結果を出している印象です。ユーザー目線という言葉をよく聞きますが、結果主義を突き詰めた結果の一つの視座・過程として自然なものだろうとも思います(もちろん、とても重要だと思います)。
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榊: 会社のあらゆることを変えました。例えば、以前のサイトは広告であふれていたんですよね。集客に苦しんでいる広告やバナーなどが回っていたのですが、それを全部なくしました。広告主が喜ぶことをやるのではなく、お客さんが喜ぶことをしようと。
現在のトップ画面を見ると、一番上のところに宿泊施設が並んでいますが、これはすべて自社の手作業によるもの。「ここのホテルはものすごくいい。だから、お客さんに泊まってほしい」という思いがあって、紹介しているんですよね。少し下のほうに「おすすめ ホテル・旅館」がありますが、ここはお客さんの嗜好などに合わせて、表示するようにしています。