“いまさら聞けない!”ブロックチェーンの凄さ 金融・医療・政治……、社会基盤を再構築する可能性もあるその威力とは
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注目のコメント
もういい加減、ブロックチェーンを広めていく側の人たちは、ブロックチェーンが万能だったり世界を変えるほどの力があったりするようなことを言うのはやめませんか。
ブロックチェーンにできることは、ある時点である内容の情報が存在したことを保証することだけです。
リレーショナルデータベースが情報を保持し、素早く検索、参照できるということと同様です。
どちらもアプリがないと機能を持ちません。
世界を変えることがあるなら、アプリの方です。
そしてそのアプリの機能の多くはブロックチェーンがなくても実現できます。
ただ、ブロックチェーンがないと、データを信用できない可能性があり、実用に耐えないかもしれないので、ブロックチェーンを使うということです。
正しい認識から普及が始まると思います。ブロックチェーンの途上国開発への応用というテーマで何度か話をしていますが、そこでお伝えしていることは、ブロックチェーンが改ざん困難なことと、ブロックチェーン上のデータが信頼できるかは全く別物ということです。
例えば、汚職がはびこる国家でブロックチェーンの土地台帳を導入したとしても、そもそも改ざんされた情報が入力されてしまっては、何の意味もないわけです。そこは当然人による手入力なので、まずはガバナンスを改善しないことにはブロックチェーンの恩恵は得られないと思います。
最近の傾向としてブロックチェーンを使えば課題解決、、、という議論が多いことには違和感を感じています。私もブロックチェーンで猫の命を守る活動をはじめました。
このように、この記事に書いてあるもの以外にもブロックチェーンの活用例はすでに様々なものが登場しています。
「ブロックチェーン=仮想通貨」ではありませんから、ぜひご一読いただいた位ですね。