「中期中絶」の壮絶な現場と「性教育」「アフターピル問題」:医療ガバナンス学会
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注目のコメント
良記事。
「刮目せよ」とはこの記事のこと。
妊娠は母体にも多大な影響を与えます。
「妊娠したら必ず産め」と言っても、年少者や高齢者の場合、妊娠継続や出産により母親が命を落とす可能性もあります。(適齢期であっても死ぬ可能性はある)
また、精神的に大小問わずダメージを負います。
男女ともしっかり性教育する必要があるのはこのため。
レイプは論外ですが、普段から命を意識してほしい。
▼レイプされ出産の10歳インド少女、子供の父親は別のおじ(BBC)
https://www.bbc.com/japanese/41577317これは、すごい記事だ…
この無力感と絶望感に比べたら自分の仕事はまだまだだな。
やっぱり教育の現場に、医療者が入っていったほうがいいよ。
妊婦の高校生中退させている場合でない。
フローレンスの駒崎さんなら何と言うだろう、と思いました。
追記
すごく悲しいし、こんなもの見なくてすめばその方がいいし、こうした妊娠が出産まで至って、赤ちゃんが他の誰かに特別養子縁組で渡ってくれればそのほうがよいけれど、
若気の至りのセックスの顛末にこうした凄惨な仕事をする人がいることは、思春期のコドモに教育や家庭での会話で、もっと知らされていいんじゃないかと思います。
学校の先生がしたり顔で語るより、現場のリアルな声や親子のカジュアルな会話の方がひびくと思う
追記おわり。
本文より。
妊婦側の希望による中期中絶では、出て来たその瞬間まで赤ちゃんは生きています。赤ちゃんの心臓は、赤ちゃんの体の外から見ても分かるくらいに、しっかりとした鼓動を打ち続けている。
早い週数で処置をできず、22週未満ぎりぎりで処置をした場合、外に出した瞬間に泣く赤ちゃんもいます。しかし医師は泣かせてはいけないと、直ぐに赤ちゃんの口を手でぐっと抑えます。さらに急いで臍帯を縛る。命の綱を断つのです。医師も、必死に耐えている表情。次第に赤ちゃんの表情は苦痛に満ち、段々と青ざめ、冷たくなっていきます。さっきまで確かに生きていたのに。
この光景を初めて見た時、私は、「人殺しだ。本当にこれは人殺しだ」と、一瞬パニックになりました。自分がしているこの仕事は、いったい何の為なのか。何日も、何も感じられないくらいに感情が麻痺し、ショックだった。そのことが、今も生々しく思い出されます私の友人は7人子どもを産んでます。たぶんまだ産むはず。
彼女が高校生の頃、職場体験で産科に配属されたそう。
「今思えばそれが原体験なんだと思う」と語っていました。
3日間の体験の中で、出産も中絶にも遭遇したそうです。
望んでも望まなくても中絶は心身にダメージはあり、
そのダメージは長期に渡ることが多い。
大人は認めたくないですが、子どもたちは個人差あっても性的欲求は毎日高まります。もともと私たちは性的な生き物。
性教育がもっと成熟して、社会として性的欲求を理解しコントロールできるようになればいいなあと思います