今日のオリジナル番組


詳細を確認
どこでも栽培可能!?「農業イノベーション」
本日配信
110Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
三菱自動車の再生に深く関わった立場から一言言うならば、三菱自動車は日産と違って、長年三菱グループに経営を依存していたところに留意する必要がある。特にダイムラーとの資本業務提携が事実上失敗して、更にリコール隠しが発覚した2000年初頭以降は、三菱3社(重工・商事・銀行)が経営再建を主導し、3社からの役員が取締役会と監査役会を仕切る構造になっていた。僕は当時筆頭株主として同社取締役となり経営再生委員長をやっていたが、それさえも疎まれるような雰囲気があった。僕が当時、日産(ルノー)との資本業務提携・JV化を提案したのだが、当初は三菱重工の首脳は「日産ごときと組めるか」という態度だった。僕の当初提案が燃費不正の挙句、実現したのが日産との提携と言っていい。しかし、三菱自動車の体質からして外部の目線での経営は余り馴染めず(ダイムラーの失敗体験も原因だ)、今回のゴーン氏の件も、なんとなく三菱の奥ノ院に入り込んでしまったことが遠因なようにも見えてしまう。

もちろん、日産で金商法違反、特別背任、業務上横領などが認められるのであれば厳正に対処すべきは当然だが、日産と違って三菱3社依存の三菱自動社には生え抜きの経営陣が日産ほど育っていない中、ゴーン氏が抜ける穴は色々な意味で小さくない。益子CEOも、いい加減リタイヤモードだった中、どうしたものかと悩むことになるだろう。また三菱3社主導になるのであれば同社のガバナンスは元に戻ってしまう印象だ。
三菱自動車は記事の通り。
Renaultについては、先ほど下記プレスが出た。以下三点が要旨。
・日産のプレスについて認識をした
・アライアンスにおけるRenaultの利益を取締役は守る
・近々に取締役会を開く
http://bit.ly/2Q4OVzY
そろそろ三菱自工からの横領なども出るか、
ゴーンの天下りによって、日産が救われた面もある。
また三菱自工も救われていくと期待された。
これでは日産の改革、業務拡大、利益の急増、などなど何だろうか。
外来の経営の神様もこれで駆除していく。
その神様が悪いのか、それともそもそも日産という企業はまったくガバナンスが出来ていないのか。
がっかりしている。
今回は三菱自動車にとってはもらい事故ようなものですが、それにしても三菱自動車はコンプライアンス、ガバナンスという星からつくづく見放されている企業だなと。
三菱自動車も日産と同じくゴーン会長の解職を取締役会に提案するとのこと。さらに、同社でも日産と同様のことが行われていなかったかの調査も実施されるようだ。
解任より先に監査じゃないですかね。