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日産からコメントが出ました。

当社代表取締役会長らによる重大な不正行為について


日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川廣人)は、内部通報を受けて、数か月間にわたり、当社代表取締役会長カルロス・ゴーン及び代表取締役グレッグ・ケリーを巡る不正行為について内部調査を行ってまいりました。
その結果、両名は、開示されるカルロス・ゴーンの報酬額を少なくするため、長年にわたり、実際の報酬額よりも減額した金額を有価証券報告書に記載していたことが判明いたしました。
そのほか、カルロス・ゴーンについては、当社の資金を私的に支出するなどの複数の重大な不正行為が認められ、グレッグ・ケリーがそれらに深く関与していることも判明しております。

当社は、これまで検察当局に情報を提供するとともに、当局の捜査に全面的に協力してまいりましたし、引き続き今後も協力してまいる所存です。
 
 内部調査によって判明した重大な不正行為は、明らかに両名の取締役としての善管注意義務に違反するものでありますので、最高経営責任者において、カルロス・ゴーンの会長及び代表取締役の職を速やかに解くことを取締役会に提案いたします。また、グレッグ・ケリーについても、同様に、代表取締役の職を解くことを提案いたします。

このような事態に至り、株主の皆様をはじめとする関係者に多大なご迷惑とご心配をおかけしますことを、深くお詫び申し上げます。 早急にガバナンス、企業統治上の問題点の洗い出し、対策を進めて参る所存であります。
現職公認会計士にとっては、辛い事件になりそうです。

氏家さんにフォローして頂きました通り、有価証券報告書は監査対象です。
しかしながら、監査は不正を見つけることが目的ではありません。
西村さんがコメントされている通り、財務諸表の数値に与える影響からすると軽微な金額になってしまいます。

しかしながら、リスクアプローチの監査には、質的リスクもあります。役員報酬は、いわゆる代表者によるお手盛りが可能な部分があり、質的リスクは高いです。

有価証券報告書を監査する期末監査ではなく、期中監査で5年間どのような監査手続きがあったのか、公認会計士協会として検証されるものと理解しています。

なお、よく勘違いされますが、有価証券報告書の作成責任は会社です。
記者会見でやや被害者的な説明をしている会社記者会見には違和感を感じます。
日産・ルノー・三菱自動車の3社で世界第2位の自動車グループを形成していただけに、その結束店に位置していたゴーン氏が(おそらく3社のすべてから)いなくなることは大きな痛手である。日産はもともと内部人材が育っているが、他の2社は困惑しているはずだ。
報道を受け、欧州株式市場でルノー株が急落しています。

・日産のカルロス・ゴーン会長逮捕へ 報酬を過少申告容疑
https://newspicks.com/news/3472846
明日どうなるか。日産だけでなく、日本全体への信用という点で、相場全体がどう動くか。
日経平均先物は現在は約100円安。ただ米株がマイナスなのが主因だと思い、それまでは欧州や市場外でRenaulや日産が大きく下落する中で、指数としてはほぼ終値水準でとどまっていた。
自動車大手。ルノー、三菱自動車との連携により事業の効率化を図る。電動化推進を2030年までの長期ビジョンに据え、ラインナップ拡充に取り組む。運転支援技術やコネクテッドカーシステムにも投資。
時価総額
2.42 兆円

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Renault possesses a global alliance of automotive manufacturing, financing, and sales operations.

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