【菊池武夫】メンズ服への挑戦とパリ進出。濃密な9年間
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注目のコメント
タケ先生の”東京ファッション疾風怒濤録、1975年〜バブル前夜まで。
かつて大石順子先生にお話を伺った時も感じたことですが、日本のファッション黎明期を作られた人たちはエネルギッシュで、おしゃれで、かっこよくて、遊び上手。
当時かっこいい大人がいたから、ファッションが盛り上がったのだと思います。
パリに行った理由も明快。
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理由は簡単です。日本にいたら、日本の範囲でしかビジネスができないじゃないですか。日本では絶好調だったけれど、やっぱり海外の空気に直接触れて、ワールドワイドにビジネスをやりたいと思ったからです。
2018年もマス的ファッションがシュリンクしてきて、次に新しいファッション世代が生まれるような予感があります。
海外で活躍するクリスチャン・ダダのデザイナー、森川くんのインタビューにも通じるところがあります。
https://forbesjapan.com/articles/detail/23712
その意味ではタケ先生の時代の空気感が今に与える示唆は大きいと思います。
明日はついにバブル期へ突入です。
この連載は日を追うごとに面白くなっていきますので、お見逃しなく!
そしてタケ先生のファッションチェックもお楽しみに❤️菊池さんがレディース服づくりに違和感を覚えた理由を聞くと、当時の時代的な要素を感じ、その時代を知らない者としては「なるほど~」と頷きます。
同じような違和感(性差の問題)が、今ようやく露わになり、形になり始めたのが「働き方」の分野ではないでしょうか。ファッションをはじめとした文化は、社会の変化を先んじて表すものなのかもしれませんね。
それにしても、洋服づくりにブランド立ち上げ、パリ進出。だけど大いに遊ぶ・・・なんて忙しい! でも聞いていて、なんだかこちらもわくわくしてきますね。メンズビギ創業とエレキブームのエネルギーを感じるレポートです。当時、日本には活気がありました。
「BIGIの店員も、店の商品で全身を固めて「ビブロス」に行くから、まるでマネキンみたいでした。しかもお客さんがいても売りに行かずに、お客さんから声がかかるのを待っていたという、いい時代でした」。
懐かしい思い出がよみがえります。