日経平均は大幅反落、一時700円超安 上海株高支えに後場下げ渋る
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日経平均-2.06%、TOPIX-2.00%、マザーズ-0.74%、REIT-0.21%。
前場は約700円下げたが、後場になって多少回復したもののそれでも-459円(為替が後場0.3円ほど円安)。
米株が下がった伝播ではあるのでダウ先物も見ておくと+70ドルほど。アジアも下がっている国もあるが、日本ほどは激しく下げていない(Samsungも一定影響を受けるだろうが韓国も引けは-0.44%、Samsung-1.55%)。
業種別には全業種マイナス。相対優位はディフェンシブで空運-0.52%、情報通信-0.55%、小売り-1.18%。食料-1.41%、電ガス-1.46%。下げが大きかったのは保険-3.30%、建設--3.13%、鉱業-3.01%、鉄鋼-2.83%、石油石炭-2.67%。
個別では太陽誘電-7.27%、TDK-6.27%、SCREEN-5.55%、アルプス-4.84%、村田-4.76%、JDI-9.52%など。企業のファンダメンタルを無視したような株価の動きは、企業経営者のマインドセットにも悪影響を与える。デイトレーダー的には、面白い相場になっているが、ファンダメンタル情報が正しく反映される株式市場への復帰が社会経済的には重要だろう。