才能がないと嘆く人はマネが徹底できてない
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真似を徹底的にするためには、観察力を磨いおくのもいい方法です。
信じられないかもしれませんが、私がとても良く知っている人は、コーチが平泳ぎするのを1回見ただけで平泳ぎができるようになっていました。
また、子供の頃からいつも助手席に座って大人が運転するのをよく見ていた知人は、高校生になって一度で運転できるようになってしまい、本人が一番驚いていました。
観察力を磨いて、ミラー細胞の働きを強化するのも大切だと思います。
注目のコメント
剣道歴23年目になりますが、型(形)を突き詰めていった先に、ふっと立ち上がってくる自己と呼ぶべき何かがあると実感しています。それを感得するまで何万回と竹刀を振り、その末に何かを一瞬掴めたあと、また再現できるかどうか。(再現しようとすること自体は意識的ですが、再現時は意識を超えています。いい試合では試合中の記憶がありません。いわゆるゾーンかもしれませんが、剣道は競技の性質上これに入りやすいのかも。)
記事自体にも概ね同意で、受験勉強も語学もまずは齧り付いてインプットしまくり、ある一線を超えると、まばらな点だった知識が有機的に結合して面ひいては空間のように広がっていきます。ある日急に英会話が苦にならなくなるというよく聞く話も体感的に正しいです。
他方、重要なのは没頭しきれる対象の提供(そしてそれ以前の模索)と、没頭しきれる外部環境の準備かと。「1万回マネしろ!」と言われて続けられる人もなかなかいないと思いつつ。(ちなみに、「守破離」という言葉を最初に用いた川上不白の子孫で江戸千家次期家元の川上博之さんと下記で対談しました。
https://www.philosophyofyouths.com/kawakamihiroyuki1)少しズレますが、30歳半ばで先輩に指摘されたこと
「自然に出来ていること」をそのままにしているのはもったいない。「自然に出来ていること」を意識して高める努力をした方がいい。鍛えたい部分を意識して腹筋するのと意識しないのとでは筋力のつき方が違うでしょ。って。
とてもとても腹落ちした出来事でした。
才能がある人ほど当たり前のことを高いレベルでやっているわけですが、普通の人のように何となくやってないから凄いんだろうと思ったキッカケがソレでした。
自身の強みを「無意識にやってしまう」悪い癖を直すために、高い目標を掲げて「強く意識してやる」ことに取り組み始めたキッカケで、多少の苦手なものに目を瞑る判断をしたのがその時です。
同じ時間を掛けるのであれば強みに時間を充てた方が効果が出ます。気づいたらソレが誰にも負けない才能になってたりするんでしょうね。
マネ自体も強く意識するかどうかなんでしょうけど、まずは自分の強みに注目するのが大事だと私は思っています。守破離の守を軽視するのも、重視し過ぎるのも違和感あるんですよね的な話。
守破離は最初の会社で痛いほど言われていまして、そのおかげでビジネスパーソンとしての基礎が身についたことは確かです。見捨てずに育てて頂いたことには今も感謝しています。
一方で、守を重視し過ぎると、守から破、さらに離に移行することが難しくなる弊害もあります。守への過剰適用が起きるので。
守破離の移行は、段階的に段々と起きることのように考えがちですが、実は違うと思います。学習科学的に見ると、守(基礎)と破(応用)の行き来の中から、離(メタ認知・学習転移)に至るということだと思います。なので、早い段階から守と破の行き来が大事ということになりますね。そう言えば、先日のこちらの記事もそうでしたね!
科学研究が明らかにした「新しいスキルを速く、効率的に学ぶ方法」
https://newspicks.com/news/3449254/