H&Mが「会員制」ショップを試験的にオープン〜変わる「リアル店舗」の存在意義
コメント
注目のコメント
リアル店舗は無くならないと思いますが、役割は変わってくると思います。Zaraが六本木で期間限定のポップアップをやっていますが、リアルとネットをうまくつかった取り組みはこれからますます増えるでしょう。 そのためにはターゲットの再定義や、それにともなうコミュニケーション導線の見直しなどはしていく必要がありそうです。
こういう記事が出るとすぐやろう!となるところがあるのですが、ターゲットやコミュニケーション動線次第であることを忘れてはいけないと思います。ロンドンでも量販店がパーソナルスタイリングサービスやってるの見たことあるし、そういやZARAでも一部店舗でやってるからそんなに珍しくもないかな。そんな事より商品劣化してる印象あるし、その割に値段高くなってる気がするのでそっちの問題の方が大きいんでは?
↓の記事によれば「(ZARAと比較して)H&Mは『一つの国の市場でのシェア獲得に力を入れるので、店舗出店主義だった。そこに注力しすぎて、デジタル投資に半歩、遅れた感があります』」とのこと。
https://newspicks.com/news/3304012/
店舗に軸足を置いて成長してきたプレイヤーが、商材・サービスの多様化やコンシェルジュ的なサービスで店舗の価値を上げようとする取り組みは頷けます。記事にあるノードストロームや、日本の百貨店もそうかもしれません。
でもやっぱり個人的には、いろいろな事例を見ていると、本業の商品が魅力的である、ということを外して上手くいくことは無い気がしています。
無印良品で買いたいから、マルイで買いたいから、パルコで買いたいから、お客さんはその店舗(またはEC)に集まるわけです。そのメインの理由はやっぱり商品であり、付加的なサービスは直接の理由ではないと思います。