【実践】天才たちからの挑戦状。あなたはこの問題が解けるか
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「アルゴリズムのありがたさはなかなか分からないかもしれない」
ダイクストラはグラフに表現されていれば計算できるので、例えばカーナビや鉄道の乗り換えなどは応用が考えやすいと思います。
求められているのはこれまでに提案されたアルゴリズムを理解し使いこなす能力もだけど、新しいアルゴリズムを生み出す力。例えば、我々が日々お世話になっている動画配信でもその動画情報をいかに小さくコンパクトに圧縮するか、いまだに研究が世界中で繰り広げられています。「もう完成した技術」ではないのです。アルゴリズムという言葉は今や誰もが耳にする言葉になりました。
これを使いこなしている天才数学プログラマーたちは、いかなる数学的な思考で問題を解いているのか。
AtCoderの高橋さんに、初歩中の初歩の問題を提供してもらうことで、そのせめて一端には触れることができるのではないでしょうか。休日の頭の体操にどうぞ活用いただけましたら幸いです。アルゴリズムの例題が紹介されていて、読んでいて楽しい記事でした。この「楽しい」って感覚は、プログラミング教育の議論でとても大切なことです。
アルゴリズムにしても、プログラミングにしても「あくまでツールだから目的がないとダメ」という議論があるのですが、これ実は必ずしも真ではありません。今回のようにアルゴリズムそれ自体の楽しさが元来あるわけで、アルゴリズムを学ぶこと自体が目的化しても私は悪くないと思っています。楽しさが先にあるのであって、「社会の課題解決のために」というのは、大人の押し付けであることがしばしばあります。
とは言え、社会の課題解決自体が、本来楽しくてやりがいあるものです。その本質的な楽しさを体感してもらうことで、アルゴリズムやプログラミングがもっと楽しくなる。そんな学びのスパイラルをライフイズテックでは狙っています。