ベイスターズ提案の「海外留学」。選手の価値はオフに高まる
NewsPicks編集部
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オフシーズンに選手を海外のウインターリーグに派遣する球団は他にもありますが、基本的には球団から「行くか?」というケースが多いと聞きます。今回のベイスターズの取り組みが異なるのは、目的が明確で本当に行きたい選手だけが自らの意思で行くこと。個人的に「なんでオーストラリア?」と思っていたのですが、三上投手に話を聞いて納得しました。少し先を見て行うこういう取り組みが、ベイスターズの選手、球団にとっていずれ大きな財産になっていくはず。
筒香選手がドミニカに行った時すごく楽しそうに野球をしてましたね。その時に「日本は小さい頃からミスしたら叱られる意識が根付いてしまっている」というようなことを話していたのを覚えています。
国が変われば文化も変わるし、当然野球に対する考え方や指導者の教え方も変わってくると思いますが、オフシーズンに普段と違った環境でプレーすることでその後の人生にも活きる学びが得られるのは良い機会ですね。素晴らしい取り組みですね。選手のキャリアを考えた施策をきちんと行っているし、選手も主体的に自分のキャリアを考え成長しようとしている。
そこには、チームは選手のために、選手はチームのためにという相互尊重の関係性があるように思います。理想的な組織状態ですよね。
ベイスターズの意思ある球団経営は必ず近いうちに、優勝という結果になって返ってくるはずです。今もすでに生え抜き選手の活躍が目立つベイスターズですから、今後はホークスやカープのような底堅いチームになると思っています。