思わず「これは面白い!」…“理系のイメージ”覆した東工大生たち
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注目のコメント
文理問わず最近の学生さんは話せる人が多いですよね。コミュニケーション力に優れた理系の若者を多く見てるので、こういう議論ができる事自体にそれほど驚きは無いです。特に実用寄りの研究をしている学生さんは在学中に共同研究などで学外の人と話す機会が得られるからでしょうか、より話が上手な印象です。
理系がオタクというのは古い話ですよ。皆社会を見ようとしていますし、社会課題が見つかればそれを解決したいという意思を持っています。こもって自分の研究ばかりしている人の方が珍しいと思います。
ちなみに大学でなくとも、専門分野や職業の枠を超えて話ができる場を設けているところは他にもあります。興味のある方は顔を出してみてはいかがでしょう。枠を超えて話せる科学者が出て来ますよ!(出てくるはずです)
KEKサイエンスカフェ
https://www.kek.jp/ja/PublicRelations/Events/ScienceCafe/
(ところでこの記事、すごく読みにくかったです)すごい面白そうな会ですね。
社会との接点か…
僕が大学の時にやっていた研究は、実用とは程遠い内容で、「だからこそ」、それは何の役に立つんだ?を日々、自問自答していました。あとは、自分の研究をどう説明すると価値が分かってもらえるか?という視点。根源にあるのは、研究者としての「うわー、これができたらやべー!絶対おもしれー!」の想いしかないわけですが、研究費を取ってくるには、「それ、何の役に立つの?」の質問には答えられないといけない。
とはいえ、下記の近藤先生の記事でも話題になっていましたが、この時の「何の役に立つの?」は、近視眼的であってはいけないし、社会との接点が明確でない事も多いですが。
https://newspicks.com/news/3389351/
あと、マイナスをゼロにする発想じゃなくてゼロをプラスにする発想、というのは、むしろ、研究者って社会課題自体には興味がそんなにないから(笑)、安西さんの目にそう見えたのか?と思いました。
ボーダーを自由に使いこなす、というのは、分かるようで分からない。「ちゃんと自分の中に判断の軸を持て」という意味かなあ。これも【専門領域の記事へのコメントご相談】が来たけれど、どんな専門なんだろう。「理系」という専門領域があるのだろうか。
正直、記事の筆者の日本語は、話があっちにいったりこっちにいったりで、何を言いたいのかよくわからなかったです。何かを伝えたいという想いは伝わってくるんですが。
東工大の試み自体はとてもよい取り組みだなと思いました。
理系と文系のどちらが社会とのつながりを意識しているかというイメージは、理系にも理学と工学があり、文系にも社会科学と人文学があるということを忘れているからかもしれなませんが、少なくとも東工大は工学なので、社会とのつながりは嫌でも強く意識しているだろうことは想像がつきます。
最近流行り?の、「テクノロジーで世の中をもっと良くする」的なワクワク系のノリには個人的にはうんざりですが、どんな技術でも使うのが人間である以上符の側面が必ずでてくるので、技術者は自身が倫理的であること以上に、その技術の影響力の大きさについての想像力が試されると思います。
しかし、世の中はアイディアや技術よりも「お金」ファーストというのが現実なので、その部分が東工大がなかなか追いつけていない部分という気もします。
東工大モーレツ天才助教授の悲劇を繰り返さないためにも。
すべて僕に任せてください―東工大モーレツ天才助教授の悲劇 今野 浩 https://www.amazon.co.jp/dp/410314761X/