インフルを最短5秒で診断する機器も、老舗化学企業デンカの意外な仕事
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デンカ=電気化学工業。一般に知られている企業ではないと思うが、記事にもあるようなニッチトップの商品が多い。
記事に出ているインフルエンザ薬やクロロプレンゴム以外に、熱伝導性セラミック基板、カツラに使われる合成繊維などもある。バックエンドも、自前で発電所を持っていてクロロプレンゴム含めたカーバイド系製品を作るコストを下げて、競争優位性につなげている。
読んでいて特に印象的なのは2つ。
一つは、市況に振られることが多い化学メーカーながら、自社の付加価値や交渉力を高める方向(=安定的にどんな市況でも利益を生み続けられる)になんとしてでも持っていくという意思。多くの化学メーカーはそう考えるが、そこまで実際にできるのは一部の商品にとどまることは少なくない。
もう一つは好きな言葉にIntelアンディ・グローブの「Only the Paranoid Survive」を上げられていること。企業経営・競争というのは偏執病といわれるくらいの執念がなければできないものだと思う。
過去にはこんなPickもデンカ周りではしてきた。
https://newspicks.com/news/1219838
https://newspicks.com/news/1675401