騒がしいオープンオフィスで 集中力を保つ6つの方法
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なぜか「全てオープンであるべき!」と勘違いされている方がいるのですが、考えられたオフィスは、様々な環境が用意されています。オープンなところはもちろん、デッドスペースをうまく使って一人だけ入れるスペース、少人数で向かい合えるスペース、秘匿性が高い会話も可能な電話ブースなど。
今回サンフランシスコで様々なコワーキングスペースも見学しましたが、多様性があるのは当たり前だったと思います。
個々人によってパフォーマンスを出しやすい、集中しやすい環境は違いますし、時間やその時の体調によっても異なります。
私は少しざわついている方が集中できて、逆に図書館のような静かなところは苦手です。
そもそも
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「この種のレポートを書くときには、集中する必要があります。通りの向かい側にあるコーヒーショップに行って、この仕事をしてよろしいでしょうか」
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と上司に聞く、とのことですがコーヒーショップのほうがよっぽどオープンで、結局のところ会社の雰囲気の話なのでは、と。今のオフィスはほぼ完全オープンのフリーアドレスですが、騒がしいことも含めて、ワタシには合ってると思っています。他部門のヒトと気軽に話したり、または会話が耳に入ってきたりすることで、全然情報量が違う。
あとはこの記事にもあるように、集中したい!という時や、会話をしながら、みたいなのが不適な職務でも、快適なスペースを持てるような柔軟性が必要でしょうね。カフェで仕事をするのに上司のOKを貰う、とかが無いことも含めて。作業している机の配置を庭にむけたとき、すごく集中できることに気がついた、逆に壁に向けたときは集中できない。
なぜかというと、庭は誰かの侵入口でもあるので、そこに背中を向けていたら「敵にやられるかもしれない」と思ってしまい集中できないようなのだ。
今時、庭から敵なんて来るわけないんだが、これはもう人間が長いあいだ生き延びてきた智慧で身体に染み付いてるものなんで仕方ない。
この理屈で考えてみたら、いろいろ腑に落ちる。
スタバだと集中できるのは「同じ人間が群れている場所なので誰かが危険を察知してくれる」からかもしれないし、
周りが完璧に遮断されている場所だと「安心して脳は働かない」のかもしれない。
結局はオープンであってもそうでなくても、作業する内容と周りの環境によって場所のトーンマナーは決まるということ。
デザインするときは、庭に面した机がいいし、文章かくときはスタバで書くのが最近のマイ流儀。
誰かと繋がろうというギラギラした人がいっぱいいるある種のコワーキングスペースは、作業時にはいきたくない。