サイバーエージェントにDMMも 大手ITが新卒の一律初任給を止める理由
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注目のコメント
堅実な調査、記事のクオリティ(ITmedia)も高く、面白いですね。記事によると、サイバーエージェントでは
・最低年棒は450万円。
・新入社員によっては年棒で100万~200万円の差がついている場合も
とのこと。
大学時代に学んだことが新卒時点で評価されることは
(1)海外との人材獲得競争の観点で必須
(2)大学時代に専門性を高めた人材への強いインセンティブ
になるので応援です!
(こういった流れが、日経のトラディショナルな企業にまで波及して、若くて才能のある人にチャンスが回る世界、待ちきれませんね!)正しいと思います。アサインされるジョブサイズと責任の大きさ(+マーケットバリュー)で全ての給与は決まるべき、という考えに立つのであれば、それは新卒だろうと中途だろうと関係無いですよね。もちろん新卒に与える仕事はそれが全員同じ・一律だ、というのであればそれでもいいんでしょうけど、高度な学術的専門性を以って採用したのであればそれは考えにくい。
新卒=戦力にならない、と一律で考えるからおかしくなっている。あとは年功序列の給与制度とか変な公平感とか。もうそういう時代じゃないんでしょうね。もっと高いオファーを受けている子も身近にいます。
目がまんまるになります。
こうなると、博士課程に進んだなかで優秀な人が受けられる学振の特別研究員制度(月20万円)が霞んでしまい、博士課程にすすむ魅力が大幅に下がってしまうのではないかと危惧しています。
お金じゃないだろう、というご意見もあろうかと承知していますが、お金はある意味分かりやすい能力評価でもあります。