日本「高度なスキル持つ人材確保 最も難しい国」に
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すごく丸められていますが、やはり、年功序列で、意思決定が遅く、Job Descriptionも人事評価基準も不明瞭で、成長につながるフィードバックがかなり少なく、紙文化(ひいてはFAX)が残存し、休暇も取りにくく、英語も通じないから、などなどではないでしょうか。
ここまで多方面に及ぶと、特定の主体を責めることもできず、また、特定の主体が声を上げにくいためにみんなで我慢する、といった構造的課題になってしまっていると感じます。変革意欲がある人たちの多くは既にこの種の課題から脱却した組織・コミュニティに身を置くか作るかしている印象です。
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背景には、横並びの給与など従来型の評価制度や日本の教育内容に問題があるとしています。ちょうど私が登録しているメルマガでも取り上げられていました。
10秒で読む日経
https://archives.mag2.com/0000102800/
上記記事から抜粋すると…
ソフトバンクが典型的ですが、企業が人材を多数配置したい分野に適した人材が、現在雇用している従業員の中にいないのです。
しかも、多くの従業員は「終身雇用」の幻想の中であぐらをかいています。
仕事で活躍したいなら、人材を必要としている分野のスキルを磨いて、必要だと思われなければいけません。
しかし、そのために家や各種学校で自己学習しようとする意欲のある人が他国と比べて少ないのが日本です。
完全に同意です。
私の会社の同僚で休日に勉強して資格を取ったりしている人はごく僅かです。
自主的に資格の勉強をしていると話すと、「勉強する気にはなれない」と口々に言う。
一方で企業は金にならないことをあまり仕事でやらせてくれません。
例えば、社員研修なんて典型的です。
たとえ学んだ内容を実践しようとしても、上司にその知識がないため理解できず、従来型の価値観で却下されて、新しいことを学ぶ意義を失い、社員のやる気も削がれる。
そんな事で企業レベルが上がるわけない。
日本の教育の重罪は、学ぶことが苦痛である、という概念を国民に植え付けていること。
学ぶことが楽しいことだと自然に感じさせている学校は日本では極少数だが、その学校の進学先は日本のトップ大学が多いのも頷ける。日本の悪い習慣で、一生懸命に勉強をして学歴がある人ほど、安定している、大企業だから、、、
という転職への恐怖心が植え付けられており、人財の流動化を妨害してしまっています。
IT系で、月に20万円くらいの安月給で働いている人がゴロゴロいます。
海外のように、自分の技術力アップや、スキルアップのために転職したり、フリーランスになっても生き抜ける力を身に付けていくぞ!という志を持っている人は、日本ではまだまだ少ないのが現状かと。