ソフトバンクGの中間営業益は1.6倍の1.4兆円、ビジョンファンド寄与
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4-9月期の営業利益は1兆4207億円、対前年同期比+5459億円の増益となりました。大きな増益の牽引役は突き詰めるとビジョンファンド関連でのNVIDIA・OYOなどに対する評価益計上5037億円(対前年同期比+3094億円)です。
ちなみに調整後EBITDAは1兆5833億円で同+1929億円増益、営業キャッシュフローは7827億円で同+345億円増加です。投資先の評価額の推移とあわせて、それらの投資が順調に現金として回収できるのか複眼的に見る必要がありそうです。
ちなみに、孫さんのプレゼンでは第二のビジョンファンドについて現時点で新たな展望は語られていませんでした。粛々と現在のビジョンファンドを運用し成果を出して行くことに当面注力するということでしょう。ビジョンファンドの貢献が主、なかでも短信によると
ーーFlipkart Private Limited(以下「Flipkart」)株式の売却完了に伴い投資の実現益 146,682 百万円を計上したほか、NVIDIA Corporatoin(以下「NVIDIA」)や Oravel Stays Private Limited(以下「OYO」)1などの投資先の公正価値が増加したことにより、未実現評価益 503,769 百万円を計上したことによるものです。ーー
とのこと。インド最大手コマースフリップカートの実現益1千4百億円計上は妥当だが、エヌビディア、OYOらの未実現分を5千億円強を計上するのどうか。砂上の楼閣が含まれていないのか、つぶさに見ないと額面通り受けづらい。
孫さん決算プレゼンに注目ですね。ソフトバンク・ビジョン・ファンドの事業利益が半期で6487億円とのこと。スケールがデカすぎてもはや意味がわからないレベル。
このスケールまで行かないにしても、資本政策や投資の考えについて知ってる人と知らない人との可能性の差はどんどん広がる時代。そして、そもそも枠外してビジョンと戦略考えられる思考に行き着かないとスタートラインにも立てない。
教育も小さくまとまってる場合じゃないなと痛感させられます。