クルマのボディに関する基礎知識 クルマの性能はボディで決まるのだ!
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良い記事ですねぇ 一つ加えるなら、自動運転の普及が、今後どう衝突性能要件に影響を与え、それがボデーデザインをどう変えていくのか、の章もあると、この↓まとめがより生きてくるかと(センセイ目線でスミマセン)
「今ではサスペンションもトランスミッションも、場合によってはエンジンも他社から購入できるが、ボディだけはどんな自動車メーカーでも自分の手で作らなければならない。だからボディ作りはその自動車メーカーの実力を示し、クルマの性能は結局ボディの良し悪しで決まる」
ご参考(こういう切り口もございますねぇ)
https://newspicks.com/news/3384255?ref=user_1506052高張力鋼板は塑性変形強度は強いけど、剛性を示すヤング率は鋼板と変わらない、ってのがミソなんですよね。
つまり、剛性は形状や厚み、接合部に左右される。
高張力鋼板を多用し軽量化を図ったクルマは、設計がスカだとフニャフニャに。
だから難しいんですよね。
〈追記〉
ボデーは重要です。交換できないんですから。
先日クラウン試乗して感じました。
やっぱボデーです。コレはごまかせません。一般的に高張力鋼になるほど降伏比が上がります。降伏比が上がると二つの欠点があります。加工がしににくなるのと壊れるときに一気に壊れてしまいます。なので、建築材料は降伏比が一定以下になるように定められています。地震で構造物が破壊される前に弾性域である程度エネルギーを吸収するためです。
自動車は詳しくないのですが、これだけの強度を持ちながら、降伏比もある程度抑えていると思われます。鉄鋼メーカの努力も素晴らしいと思います。なお、この分野はこれからも需要旺盛で伸びそうですね!神戸製鋼がハイテン鋼生産設備の建設を進めています。
http://www.kobelco.co.jp/releases/1199218_15541.html
夢みたいな話ですが、将来的には時速80kmぐらいで人にぶつかっても人が死なないくらい軽くて強い材料ができたらいいなとたまに妄想します。