シンガポールが教育方針を大転換、「学校での順位記載を廃止」のわけ
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後半の問題提起が重要。シンガポールの学校は、日本より厳しい競争をしている面があるから、その改革を単純にはあてはめられない。でも、世界中がこれからの教育のあり方を大きく変えようとしているのは事実。
日本の課題は、改革を実行に移すのにかなり時間がかかること。明日から、入試制度を大幅に変えますっていうわけにもいかないから。だからこそ、先を見越した早め早めの検討が、より一層重要になる。そもそも、相対的な成績の50%程度までは、遺伝で決まる。日本は、その上位だけに潤沢な教育リソースを投下するわけだ。しかしその結果が、中流の大幅な没落であり、止められない二極化だとするならば、このシンガポールのような考え方に習う必要もあると思う。誰もが、自分のペースに合わせて勉強をし、何かを探究する必要がある。
十数年前にインドのムンバイで最大の学校法人に見学に行きました。
その時に、学校中に「ランキング表」が貼ってありました。
「数学」「化学」「歴史」などの順位はもちろん、「オセロ」「チェス」「縄跳び」「ブランコ」「ケンケンパ的なもの」「あやとり的なもの」「油絵」「水彩画」「デッサン」「トーク」など、さまざまなランキング。
在校生徒の全員が何かしらのランキングに載っているようにしているそうです。
なるほどと思いました。
5教科のお勉強だけが順位として重要なのではなく、何かしらの技術を順位付けすることで、自分の得意なものを見極められるし自己肯定感を育めるなど思って感心したのを思い出しました。